ゴックン期(5~6ヶ月頃)の進め方~パパの離乳食講座Vol.2~

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ゴックン期(5~6ヶ月頃)の進め方~パパの離乳食講座Vol.2~

hyamama

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2歳と4歳の子どものママ。夫は31歳で転職を経験。 転職活動に仕事に育児と、毎日忙しいパパを応援したいと思い、家事・育児に関する記事やママについての記事を書いています。 一緒に子育ての悩みや夫婦の悩みを解消していきましょう。

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ゴックン期の食べ進め方

一番最初に食べさせたい離乳食は、アレルギーの心配が少ないお米で作る、消化吸収しやすい「10倍がゆ」です。「10倍がゆ」とは米1に対して10倍の水を加えて炊いた、とても柔らかいおかゆのことで、これをすりつぶしてポタージュ状にしたものから与えはじめます。離乳食では新しい食材を与える場合、1さじから様子をみて少しずつ量を増やしていくのが基本です。開始3日目には小さじ2、5日目には小さじ3と、2日に1さじ増やすくらいのペースで、ゆっくりすすめていきましょう。

おかゆに慣れてきたら、ビタミン•ミネラル源となる野菜や果物たちも食事に取り入れ、同様に1さじからスタートします。離乳食開始3週目には、タンパク源となる豆腐も食事に取り入れていきましょう。約1ヶ月かけて3つの栄養源に慣れてきたら、おかゆや野菜は赤ちゃんが欲しがる量を与えても問題ありません。ただしタンパク質源食品をたくさん食べすぎると、赤ちゃんの未熟な内臓に負担がかかるので、与えすぎないよう注意が必要です。

赤ちゃんが食べてくれないときは?

たくさん食べてほしいという気持ちから、スプーンを口に押し込もうとしても、嫌がってしまいうまくいかないこともあるでしょう。ですがそれは赤ちゃんが食べることに慣れていないだけなので、心配いりません。何度もチャレンジしていけば、必ず食べてくれるようになりますよ! この時期は食事に慣れるのが重要なので、嫌そうならそこで離乳食をお終いにしても大丈夫。食べさせたいときは下唇にスプーンをトントンと当てて合図を送り、赤ちゃんのペースで食べられるよう、口を開けるのを待ちましょう。

ゴックン期の調理の目安

料理が得意じゃないパパなら、離乳食作りもハードルが高いと感じてしまうかもしれません。ですがゴックン期に食べさせるものは単純な調理で作れるので、料理が苦手でも大丈夫ですよ。もちろんベビーフードは手軽で便利ですが、パパ自身で作った離乳食を赤ちゃんが食べてくれたときの感動は今しか味わえないものです。時間に余裕があるときにぜひチャレンジしてみてください。ゴックン期の調理で必要なのは次の2つの工程です。

  • すり潰す
  • 柔らかく煮込む

この工程さえ守っていれば「ゴックン期に食べさせたい食材」で紹介した豆腐、豆乳、きな粉以外の食材はすべて離乳食にできます。この時期は調味料で味つけをする必要も無いので、本当にたったこれだけなのです。

ゴックン期の離乳食では、これまで液体しか口にしてこなかった赤ちゃんでも飲み込めるよに、食材のかたまりを潰して滑らかにしたポタージュ状のものから与えます。「10倍がゆ」のような舌でつぶせるほど柔らかいおかゆでもお米の粒を嫌がるので、すり鉢や裏ごし器でかたまりを潰しておきましょう。離乳食を飲み込むことに慣れてきたら、ヨーグルト状のぽってりとした固さまで水分を減らし、さらにゴックン期の終わり頃にはスプーンをひっくり返しても落ちないジャム状を目指して水分量を減らしていきます。

また葉物野菜や魚のような繊維がある食材もすり潰し、滑らかな食感に調理します。調理の際はすり鉢や裏ごし器、おろし金、ブレンダーなどを活用してペースト状の物を作り、水分を足して滑らかさを調節しましょう。逆に絹ごし豆腐のような柔らかく水分も多い食材は、潰すとサラサラになりすぎて赤ちゃんが飲み込みづらいので、おかゆや片栗粉でとろみをつけると食べさせやすくなります。

ほうれん草などの野菜を嫌がってなかなか食べてくれないときは飲み慣れた粉ミルクを食事に混ぜたり、りんごやバナナを混ぜて甘味をプラスしたりすると、赤ちゃんが食べやすくなりますよ。昆布や鰹節からとった出汁や、煮込んだ野菜から出たスープを使い風味づけをするのも食べやすくなるのでおすすめです。

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