生活リズムを整えるために大切な食事のタイミングとは~パパと幼児の楽しい食事講座 #3~

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生活リズムを整えるために大切な食事のタイミングとは~パパと幼児の楽しい食事講座 #3~

hyamama

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2歳と4歳の子どものママ。夫は31歳で転職を経験。 転職活動に仕事に育児と、毎日忙しいパパを応援したいと思い、家事・育児に関する記事やママについての記事を書いています。 一緒に子育ての悩みや夫婦の悩みを解消していきましょう。

離乳食のスタートから幼児食へのステップアップを通して、子どもの食事の回数もパパ•ママと同じ1日3回に近づけてきました。家族一緒に食事が楽しめるようになった反面、大人の生活習慣の乱れは、子どもの成長に大きな影響を及ぼす懸念が生じてきます。そのため幼児食の時期こそ、パパ•ママが協力して、子どもにとって適切な食事時間を守っていくことが何よりも大切になるのです。

今回は食事のタイミングを決めることが、子どもの生活リズムが整うことにつながり、成長にどのようなメリットとなるのか、そしてパパ•ママがそのために実践すべきことは何なのかをお伝えします。

食事のタイミングを決めると生活リズムが整うのはなぜ?

食事は、朝起きた時間や子どもの遊ぶ時間、仕事の終業時間などに左右されやすく、いつも同じタイミングでは食べられないという場合もありますよね。でも朝起きるのが遅くなると朝食の時間も遅れるし、昼食が遅くなれば子どもの昼寝が夕方までずれ込こんでしまいます。そして夜はなかなか寝てくれない負のサイクルに陥ってしまい、健康的な生活から遠のいてしまうこともあるでしょう。しかし逆に言えば、他の予定に左右されず、いつも同じ食事のタイミングを維持できれば、生活リズムの乱れを防止できます。

また毎日決まった時間に食事をすると、消化酵素が分泌され体内リズムが整っていき、早寝早起きの習慣が身につきやすくなります。規則正しい生活の土台を作っている幼児食の期間中なら、比較的簡単に良いリズムを習慣化できるため、この時期に食事のタイミングを決めるように、パパ•ママが協力して取り組むことが大切です。

理想的な食事のタイミング

パパと幼児の楽しい食事講座#1 でも紹介しましたが、こちらのタイムスケジュール例が幼児の生活において理想的な食事のタイミングです。幼児が規則正しい生活をするためには、朝7時前までには起こし、夜20時には寝かしつけることが推奨されています。これを実現するには、上記のように朝食は7時、昼食はお昼寝に2時間使っても夜のスケジュールに支障の出ない11~12時半、就寝2時間前の18時には夕食を摂る流れが望ましいでしょう。こちらはあくまで一例なので参考程度に、家族にとってベストな生活リズムをパパ•ママで相談して決めてくださいね。

決まった時間に食事を摂るメリット

決まった時間に食事を摂ることは、生活リズムが整う以外にも子どもの健康に良い影響を与えます。パパ•ママにとっても嬉しいメリットは次の3つです。

朝食は脳が目覚めるスイッチ

朝食は生活リズムを整えるうえで欠かせない食事です。朝起きてから食事を食べずに過ごしていると、脳に必要なエネルギーが供給されないので活力が湧かず、体温も下がり免疫力が落ちてしまいます。だからこそ朝食をしっかり食べてエネルギーを供給し、脳を目覚めさせることが子どもの健康と成長にとって重要なのです。加えて、目覚めた際に、陽の光を浴びることで脳内ではセロトニンが分泌され体のリズムを司る体内時計が整う効果があるので、家族で習慣づけるよう取り組んでみましょう。

1日のスケジュールを立てやすくなる

土日はどうしても朝ゆっくり過ごしたいパパ•ママが多いと思いますが、のんびりしていて朝食が遅くなってしまうと、お出かけの予定が昼以降になってしまうこともありますよね。そうなると買い物や遊びに行く時間が少なくなってしまったり、帰宅の時間が遅くなってしまったりと、1日のスケジュールが思い通りにいかない原因となってしまいます。つまり食事の時間を平日、休日問わず毎日同じタイミングにすれば、スケジュールの管理がしやすくなります。

子どもにとって欠かせない十分な睡眠時間を確保できる

1日のスケジュールの遅れは、とくに子どもの就寝時間に大きな影響を及ぼします。幼児にとって睡眠は成長に欠かせないもので、9歳ごろでも1日10時間以上の睡眠が必要だといわれています。幼い子どもほどさらに長い睡眠時間が求められるので、夕食の時間を決めてスケジュールの遅れが出ないようにすれば、睡眠時間をしっかりと確保できるようになります。

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