生活リズムを整えるために大切な食事のタイミングとは~パパと幼児の楽しい食事講座 #3~

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生活リズムを整えるために大切な食事のタイミングとは~パパと幼児の楽しい食事講座 #3~

hyamama

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2歳と4歳の子どものママ。夫は31歳で転職を経験。 転職活動に仕事に育児と、毎日忙しいパパを応援したいと思い、家事・育児に関する記事やママについての記事を書いています。 一緒に子育ての悩みや夫婦の悩みを解消していきましょう。

食事の時間を守るためのパパ・ママの工夫

生活の土台を作っている幼児期なら、規則正しい生活リズムを習慣化しやすく、悪い習慣が続いていたとしても改善できます。パパ•ママがしっかり意識して食事の時間を決め、子どもの生活リズムを作り上げていくために、今日から生活の中に取り入れることができる工夫は次の5つです。

パパ•ママが規則正しい生活を

パパ•ママの起床時間や食事を用意する時間が遅くなってしまうと、必然的に子どもが食事を始めるタイミングも遅くなってしまいます。大人の生活習慣が子どもに与える影響は大きく、親が早く起きるタイプなら早く起きる子どもに、遅く起きるタイプなら遅く起きる子どもになりやすい傾向があります。子どもに規則正しい生活習慣を身につけてほしいと思うのであれば、まずはパパ•ママが率先して早寝早起きを心がけることが、何よりのお手本となるでしょう。

お腹が空くくらいまでたくさん遊ばせる

やはり食事は、子ども自身が空腹を感じるていなければ始まりません。お腹が空いていないと食欲も湧かず、子どもが食事の席から離れてしまう原因となってしまいます。たくさん遊んでお腹が空いた状態に導けば、食への意欲も芽生えてきます。空腹という感覚を意識させることも、幼児にとっては大切な教育のひとつですよ。

空腹が満たされるほどおやつを与え過ぎない

子どもが欲しがるからと、おやつを与え過ぎると空腹を覚えず、食事を始めない原因となってしまいます。この時期のおやつはあくまでも食事の補助的な役割なので、食べ過ぎて食事に影響が出るのであれば、与えなくても大丈夫です。とはいえ、お腹が空いてしまうのは仕方のないことなので、どうしても食事の時間まで待ちきれずに、パパにおやつをねだってくることもありますよね。そんなときは、おかずの1品を先に与えて間を持たせ、後のおかずは食事のときまで与えないようにし、あくまでもおやつではなく食事から栄養を摂取させるのがおすすめです。

 ミールキットや作り置きのお惣菜で準備時間を短縮

仕事の都合や買い物で帰りが遅くなってしまった日はとくに、子どもを寝かしつける時間が刻一刻と迫っているので、食事の用意にかけられる時間が少なくなってしまいます。でも急いでいるときに限って、子どもがかまって欲しくて泣き出したり、時間が過ぎていくことへの焦りからミスをしてしまったりと、思うように進まないものです。

そんな忙しいときの食事は、頑張らずに簡単なもので済ませてしまい、食事の時間を守ることに集中するのも規則正しい生活を維持するための秘訣です。例えば、パパが仕事帰りにミールキットを買ってくるなどすれば、食材の下ごしらえの時間が短縮できて、ご飯の準備がラクになりますよ。また買ってきた惣菜ばかりでは栄養が偏るので、土日の間にお惣菜を作り置きしておくのもおすすめです。

帰宅が遅くならないようにする

親子で一緒に買い物や公園に行ったとき、子どものワガママやハプニングで、帰宅が遅くなってしまったという経験をした方は多いでしょう。でも帰宅が何時になるかによって、その後の食事を用意するまでに確保できる時間は変わり、お風呂の時間や寝る時間まで影響してしまうときもあります。だからこそ、お出かけの際は出発時間が遅くならないようにしたり、用事を手短に終わらせたり、子どもが後から駄々をこねないように遊ぶ時間も確保した外出の計画を練ることが大切です。

保育園や幼稚園に子どもが通っている場合は、お迎えに行くパパ•ママが仕事の都合などで遅くなってしまうと、当然夕食の時間も遅くなってしまいます。そのため夫婦二人で協力して子どもを迎えに行く時間が遅くならないようにする必要もあるでしょう。パパ•ママがどうしても夕食の時間までにお迎えに行けないときは、地域の子育てサポート事業(ファミリーサポートセンターなど)を利用するのもおすすめです。子育てサポート事業では、地域のサポートスタッフがパパ•ママの代わりに子どものお迎えに行ってくれたり、相談次第で夕食を食べさせてくれたりする場合もあるので、登録しておくと便利ですよ。

規則正しい生活はパパ•ママにもたくさんのメリットがある

子どものために早寝早起きをして、決まった時間に食事を取ることは、不規則な生活になりがちなパパ•ママの健康面にもプラスです。就業時間が遅くならないように工夫すると、家族で過ごす時間が増え、早い時間に夕食を食べ終えることは肥満対策にもなります。また、早起きの生活が定着すれば、朝の時間にゆとりが生まれるので気持ちのいい1日を始められますよ。パパ•ママの仕事や子どもの生活環境によって、ベストな生活リズムは違うと思いますが、それでも食事の時間だけは守るように心がけてみてくださいね。

次回のパパと幼児の楽しい食事講座では、お子様ランチは何歳から食べさせてもいいのかや、外食でパパに気をつけて欲しいことなどを紹介します。

【参考文献】

※『はじめてのママ&パパのしつけと育脳 』|株式会社主婦の友社2017年刊

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