ママが転職に反対のときはどうする?嫁ブロックの本音とは

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ママが転職に反対のときはどうする?嫁ブロックの本音とは

hyamama

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2歳と4歳の子どものママ。夫は31歳で転職を経験。 転職活動に仕事に育児と、毎日忙しいパパを応援したいと思い、家事・育児に関する記事やママについての記事を書いています。 一緒に子育ての悩みや夫婦の悩みを解消していきましょう。

自分自身を見直すチャンス!夫婦で転職について考えよう

これまでは1人で転職について悩んでいたかもしれませんが、転職について打ち明けた今なら、ママもパパの転職に対する考えや、転職で家庭に及ぼす影響を知りたいと思うようになります。ですから今度はママと2人で転職について考え直してみるのはいかがでしょうか。ママの客観的な意見は、それまで見落としていた部分や突っ込まれたくなかった内容だったかもしれません。だからこそママが納得できる説明を考えるのは、自分自身の見直し志望動機を整理することにもつながり、必ず転職活動にも役立ちます。

またママの反対に対してうまく反論できないうちは、転職先候補にかける本気度がまだ足りないのかもしれません。パパはママに転職を打ち明け、背中を押して欲しかったのかもしれませんが、ママだって本気で転職したいという熱意が伝わる内容だったなら反対はしなかったはずです。事実、エンエージェントが実施した「旦那さまの転職先が奥様の希望と合わない場合、旦那さまの希望を尊重しますか?」というアンケートでは、8割のママがパパの選択を尊重したいとアンケートに回答しています。

ママと転職について話し合う過程で、転職への気持ちを固めていくこともできるので、夫婦でゆっくりと話し合うことが説得の第一歩です。とはいえママが転職への不安から動揺してしまい、何を話しても否定的になってしまっている場合はもあるでしょう。そんなときは焦って転職ヘの熱意ばかり話すのではなく、どんな条件だったら納得できるのか、ママの譲れない想いを、聞くことから始めましょう。

互いの譲れない条件は何?話し合いで明確にしたいこと

転職したいと切り出してみたものの反対され、ママの反対理由を聞いた次にすることは、お互いの絶対に譲れない転職条件を明確することです。パパが転職に重視するのは「職場の雰囲気」や「やりがい」、「報酬の高さ」です。対してママは、パパの転職先候補に「生活の安定」を求める傾向があります。このような考えの違いから、そもそもパパとママでは譲れない条件が違うので、すれ違いが起きてしまうのは仕方ありません。だからこそ反対意見が出たのなら、まずはどこまでの条件ならお互いにフォローしあえるのかを確認します。転職後の生活をシュミレーションしながら収入や労働時間の最低ラインを決めれば、お互いに納得のできる働き方が見つかります。この話し合いで明らかにしておきたいのは次の項目です。

明らかにしておきたい転職の条件

  • 固定費と貯金額から算出した最低でも欲しい収入額
  • 精神的な負担はどこまで許容できるか
  • 「仕事の時間」と「家族との時間」のバランス
  • 住む場所の条件
  • 転職のタイミング

こちらも詳しく解説します。

固定費と貯金額から算出した最低でも欲しい収入額

必要経費を明確にできれば、どのくらいの収入の減少なら許容できるのか、逆にどのくらい収入が増えなければ家計を維持できないのかが明確になります。絶対に消費する月々(できれば年間)の固定費がわかれば、自ずと収入額の最低条件を算出できます。生活費だけでなく、子どもの将来に備えて月々どのくらいの貯蓄が必要かというのも計算対象です。もし転職後に収入が減る予定なら、一時的に収入が減っても生活できるだけの貯金があるか、将来的にどのくらい昇給の見込みがあれば収入減しても生活できるかを考慮して計算しましょう。パパの収入だけで生活を維持するのが難しいなら、ママの収入でカバーできないか、月々の固定費を抑えられないかも考え、家族の暮らしにマッチしたマネープランを模索します。

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精神的な負担はどこまで許容できるか

転職することで働き手のパパ自身が精神的な安定を得られるのかも、ママにとっては大切なポイントです。子育てにはある程度の費用が必要ですが、パパが健康で仕事を続けられる環境があってこそ家庭が安定すると思っているので、体を壊すような働き方は望んでいません。2020年8月に株式会社キャリアバンクが行った「夫の転職先候補で気になること」についての調査では、直近3年以内に夫が転職をした妻を対象に、転職が決まる前に知りたかった情報についてアンケート調査を実施しています。

その結果1位は「人間関係・職場の雰囲気が気になる」と42.6%の方が回答しています。次いで「仕事の忙しさ・残業の多さ」23.5%で2位にランクインし、なんと「年収・手取り」は20.6%で3位という結果に。

この結果からも、働きやすい環境で健康でいられることを重視しているママが多く、パパが元気であることが結果的に家庭の充実度に繋がると考えていることがわかります。自分では大丈夫だろうと思う労働条件でも、パパの性格をよく知るママからしたら不安に感じる条件かもしれないので、ママの意見も聞きながらイメージしてみましょう。

「仕事の時間」と「家族との時間」のバランス

ママが反対している理由が、労働時間の長さや、家族との時間が減ることについてなら、ワークライフバランスを見直します。残業や通勤時間が増えすぎたり、昼夜逆転した生活になったり、土日勤務が当たり前だったりすると、必然的に家族とすれ違う生活になってしまいます。家族との時間が全くない生活になってしまうなら、一緒に生活する意味を見出せなくなるママもいるので見逃せない項目です。夜勤の仕事なら朝に家族と過ごす時間を作ったり、土日勤務なら平日に家族との時間を作ったりと、ママが納得できる折衷案を話し合って決めましょう。

 住む場所の条件

転勤がありえる仕事なのか、実家から近いか、勤務地からの距離や周辺に生活環境が整っているかなど、それぞれが求める生活環境の条件を確認しておきましょう。

転職のタイミング

転職活動は転職先候補の求人が出たタイミングや、面接日程によって自分の思うように時期を選べないかもしれません。それでも転職時期が家族の忙しいタイミングに被ってしまうと、家族でフォローしあえずお互いに精神的な疲労が溜まります。家族のためにも、自分のためにも、家族の忙しいタイミングは避けるようにし、行動を起こす時期を調整することも大切です。転職時期はいつ頃がベストなのか、出産や子どもの受験、ママの復職のタイミングはどの時期を考えているのかなど、ライフプランについてママと話し合いながら決めるとお互いに納得できます。

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ママに反対されて、そのときは納得させっれなかったけど「やっぱり転職を諦めたくない」と思っている方は、ママの条件も考慮したうえで説得を試みましょう。

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