パパ必見! ママに無くてはならない産院と妊婦検診とは~パパのためのマタニティセミナー #4~

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パパ必見! ママに無くてはならない産院と妊婦検診とは~パパのためのマタニティセミナー #4~

hyamama

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2歳と4歳の子どものママ。夫は31歳で転職を経験。 転職活動に仕事に育児と、毎日忙しいパパを応援したいと思い、家事・育児に関する記事やママについての記事を書いています。 一緒に子育ての悩みや夫婦の悩みを解消していきましょう。

ママが産院で受ける妊婦検診とは

妊婦検診では、定期的にママの健康状態と赤ちゃんの発育をチェックします。妊娠の経過が順調でも、無事に出産するまでは何が起こるか分からないので、決められた検診は必ず受診する必要があります。こちらでは妊婦検診に行く回数や、ママが実際にどのような検査や診察をするのかを知り、妊婦検診への理解を深めましょう。

妊婦検診の回数

出産の時期に個人差はありますが、ママの最終月経日から数えて、出産するまでの週数の平均は40週です。このうち、上の表に記載したようなスケジュールでママは妊婦検診をします。つまり1回目の検診が妊娠8週頃で、40週を過ぎた頃に出産したなら、検診の回数は合計14回となります。また40週を越えて以降も、出産するまでは定期的な妊婦検診を続けます。こちらの表はあくまで一般的な例なので、ママの体調や赤ちゃんの成長次第では、もっと短い間隔で妊婦検診を行うこともあります。

妊婦検診の内容

妊婦検診では、次のような検査や診察を妊娠の週数に応じて行います。ではそれぞれについて簡単に解説していきましょう。

1.尿検査
尿糖•尿蛋白をチェックします。妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群の早期発見の手掛かりとなります。

2.体重測定
適正な体重増加が安産に繋がるため、急激な増加や減少がないかを確認します。

3.血圧測定
血圧もまた、妊娠高血圧症候群の早期発見のために測定します。

4.診察(内診、触診)
子宮や卵巣の状態、赤ちゃんの位置などを、膣に指や検査器具を挿入して診察します。診察とともに、子宮頸がん、クラミジア、GBS(B群溶血性レンサ球菌)、カンジダなどの病気や感染症の検査も並行して行うときがあります。

5.超音波検査
赤ちゃんの発育や胎盤の位置、羊水の量などを調べる検査です。赤ちゃんの発育を目視で確認できるため、パパも一緒に見ることができ、診察後にはエコー写真をもらうこともあります。立体的に見える3D、動画の4Dエコーなどを使っている産院もあります。また超音波ドップラー検査では赤ちゃんの心拍から元気度をチェックします。

6.子宮底長と腹囲測定
ママのお腹周りの長さを測定して、赤ちゃんの成長と子宮の大きさを調べます。

7.浮腫検査
足のすねを押して、むくみがないかを確かめます。むくみは妊娠高血圧症候群の前兆として現れることがあるため、ママが塩分を摂り過ぎたり、身体を冷やさないように注意しましょう。

8.血液検査
妊娠全期を通じて3~4回検査します。血液型や貧血、血糖の検査に加え、妊娠中に感染すると母子ともに危険な感染症に感染していないか、抗体を持っているかも調べます。またママの血液中に赤血球を壊す抗体(不規則抗体)がないかの検査もあります。

9.問診
体調や生活で不安なことがあれば医師•助産師に相談できます。診察や検査結果について聞けたり、出産に対するパパ•ママの希望を話せる時間でもあるので、この機会を利用して産院との関係を深めていきましょう。

10.保健指導(食事や生活に関するアドバイス)
妊娠中の過ごし方や、どのような食生活を心がけるべきかなどをアドバイスしてくれます。

ーー妊娠32~36週以降ーー

11.NST(ノンストレステスト)
赤ちゃんの心拍数とママの子宮収縮の状態を連続的に記録して、赤ちゃんの元気度をチェックします。お腹の張りがみられるときもこちらの検査を行います。

12.骨盤X線検査
赤ちゃんがママの骨盤を通れるかをX線撮影で確認します。

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どうしてもママは、たくさんの検査や採血がある日はとても疲れてしまいます。事前に検査の負担が大きい日だと分かってるときにパパが付き添うことができれば、ママは嬉しく思うし、安心して検査を受けることができるでしょう。

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