初めての沐浴の入れ方|パパもこれを覚えておけば大丈夫!

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初めての沐浴の入れ方|パパもこれを覚えておけば大丈夫!

hyamama

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2歳と4歳の子どものママ。夫は31歳で転職を経験。 転職活動に仕事に育児と、毎日忙しいパパを応援したいと思い、家事・育児に関する記事やママについての記事を書いています。 一緒に子育ての悩みや夫婦の悩みを解消していきましょう。

沐浴前に確認! 沐浴で準備するものは?

まず沐浴をする場所は、必ずしも浴室である必要はありません。毎日中腰で作業していると腰を痛めかもしれないので、先輩パパ・ママの中には洗面台や台所のような、作業しやすく濡れてもいい場所で沐浴したという方も。

寒い日は防水シードを敷いて、暖かい室内で沐浴をしたというご家庭もあるので、赤ちゃんとパパが快適な場所を選びましょう。

 

次の項目は、沐浴前に準備しておきたいものです。

沐浴前に準備するもの

  • お湯を張ったベビーバス
  • 洗面器に入れた上がり湯
  • 沐浴布(沐浴中に赤ちゃんが安心できるようにお腹にかける布)
  • ガーゼ
  • ベビー用の石鹸
  • 沐浴後に着る赤ちゃんの服、オムツ、バスタオルのセット
  • 綿棒
  • 消毒用アルコール
  • 保湿用のローションなど

お湯の温度は冬場は40℃、夏場は38℃くらいを目安に用意しましょう。赤ちゃんの体を最後にきれいに洗い流すための「上がり湯」は、使うまでに冷めてしまう可能性があるので、寒い季節は少し高めの温度で用意します。

また着替えは下着と合わせて、赤ちゃんが着やすいように開いて重ね袖を通した状態で用意します。はじめにバスタオルやクッションマットを敷き、その上に重ねた服とオムツを置き、さらにバスタオルを重ねておけば完成。湯上りに体を拭いた後すぐに着替えに移れます。

 

赤ちゃんの体を洗おう! 沐浴の手順とは

沐浴は5分から長くても10分くらい行えばOKです。赤ちゃんは体が小さく疲れやすいため、長風呂は控えましょう。

それでは沐浴の手順です。

1.ベビーバスに入れる

赤ちゃんの服を脱がせ、お腹に沐浴布をかけた状態でベビーバスのところまで連れて行きます。赤ちゃんの頭とお尻を支えた状態で抱き上げ、足からお湯に入れます。このとき急にお湯につけると赤ちゃんが驚いて泣いてしまうので、ゆっくり入れてあげるのがポイントです。

また動かしやすい利き手を使って体を洗うことを想定し、赤ちゃんの頭は利き手じゃない方で支えます。ベビーバスにも向きがあるので、頭を支える手が、赤ちゃんの頭を入れる方側にくるように配置しておきましょう。

赤ちゃんがお湯に浸かり落ち着いてきたら、指で耳を後ろから押さえ、水が入らないようにします。手が届かない場合は無理に押さえる必要はないので、なるべく水が入らないように配慮しながら洗いましょう。

 

2.顔を洗う

ガーゼを使い、赤ちゃんの顔を洗います。お湯で湿らせて絞ったガーゼで額や目のまわり、鼻、頬、口のまわりなどを拭きます。このときこまめにガーゼを濯ぎ、きれいな面で顔を拭いてあげましょう。

 

3.頭を洗う

石鹸を泡立てて頭を洗います。ガーゼで頭を濡らしてから、石鹸を付けた手で頭を撫でるように洗い、洗い終わったらお湯で頭を洗い流します。このとき顔の方にお湯が流れないように注意しましょう。

お湯を頭にかけるのが怖ければ、濡らしたガーゼで拭き取るように洗い流せばOK。ついでに耳の後ろも洗っておけば洗い残しなくきれいにできます。

 

4.体を洗う

お腹にかかっている沐浴布をずらしながら洗います。手についた泡は、赤ちゃんが口元に運んでしまう可能性があるので、洗ったらすぐに流します。また手を握り締めている赤ちゃんは、手の中にゴミを握っているときもあるので、優しく開いて指の間まで洗います。

首の下や脇の下、間接、お尻など皮膚が重なっているところは汚れがたまりやすい場所です。しわを広げて指で優しく洗ってあげましょう。

背中を洗う時は利き手を赤ちゃんの胸に当て脇からしっかり支え、うつ伏せにします。首から背中、お尻にかけて洗ったら泡を流し、元の姿勢に戻します。うつ伏せにするのが苦手な方は、仰向けのままで背中とベビーバスの間に手を入れ洗ってあげましょう。

 

5.上がり湯できれいに流す

すべて洗い終わったら、ベビーバスから出してきれいなお湯(上がり湯)で体を洗い流します。

 

6.服を着せて終了

バスタオルで体を拭き、重ねて用意していた肌着やオムツ、ベビー服を着せます。ベビーローションなどがあれば、服を着せる前に保湿しましょう。またへその緒が乾き切っていない時は、綿棒を使い消毒用アルコールでへその緒を消毒することもお忘れなく。

沐浴中は汗をかくので、湯上りに母乳やミルクなどで水分補給をすれば完了です。

 

赤ちゃんの沐浴でパパが注意することは?

沐浴前、沐浴中に気を付けたいことは次の5点です。

 

授乳直後や空腹時はなるべく避ける

消化器官が未熟な新生児にとって、授乳した直後の沐浴は胃に負担となります。ミルクを吐き戻してしまう可能性もあるので、なるべく沐浴前の授乳は避けましょう。
授乳した場合は、授乳後30分ほど経って消化が進んでから沐浴を始めるようにすると、赤ちゃんへの負担を減らせます。

 

服を脱がせた時に体に異変は無いかをチェック

服を脱がせたタイミングは、服を着ている時には分からなかった赤ちゃんの外傷や体の変化に気づきやすいので、毎日しっかりチェックしましょう。このとき体に引っ掻き傷は無いか、かぶれていないか、汚れが溜まっている箇所はないか、へその緒が少しずつ乾いているかを確認します。

 

パパキャリくん
何か気になる点があれば沐浴は控え、早めに医師に相談をしましょう。

 

赤ちゃんの機嫌が悪い時や眠い時は無理しない

生活リズムが整うようになるべく同じ時間帯に入れるのは、その後の育児にも関わる大切なことです。しかし赤ちゃんが泣いてしまっている時や、ぐっすり寝ている時まで無理をする必要はありません。

沐浴は赤ちゃんとのスキンシップなので、楽しむことも忘れずに。ダメそうなときは、赤ちゃんの機嫌が直ってから再チャレンジしましょう。

 

泡が顔についたり、耳に水が入っても慌てない

お風呂は目に泡が入って泣いてしまったり、赤ちゃんが手についた泡を舐めてしまったり、耳に水が入るトラブルがつきものです。

多くのご家庭では赤ちゃん用の低刺激な石鹸を使用していると思うので、少しくらい目や口に入っても問題ありません。手早く沐浴を終わらせてしまい、タオルや濡れたガーゼで優しく泡を拭き取りましょう。

また耳に水が入ってしまっても、入浴後にタオルや綿棒で水気を拭き取れば基本的に問題ないケースが多いので、慌てず沐浴の続きを行います。もし入った水がどうしても気になるようでしたら、パパ・ママではこれ以上対処できないので、医師に相談しましょう。

 

お湯に落ちたらすぐ引き上げる!目を離さないことが重要

油断して子供を浴槽に落としてしまったという事故は意外とあります。落としてしまった瞬間かなり焦りますが、赤ちゃんをすぐに引き上げれば大丈夫なケースがほとんどです。引き上げた後は沐浴を中断し、頭からお湯に浸かってしまった赤ちゃんの状態を確認しましょう。

呼吸はできているか、耳に水は入っていないか、顔色は悪くないかなどを確認して、いつもと変わらず食欲もある様子なら受診する必要はありません。

赤ちゃんとのお風呂は、目を離さないことが重要です。赤ちゃんは溺れたとき何が起きているか分からないので、バタバタともがいたりせず静かに溺れます。音では気付けないことが多いからこそ、しっかり赤ちゃんを視界に入れておくことが重要です。

また事前に、溺水した時の対処法として、こちらの応急処置の方法も確認しておけば安心です。

 

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