育児に関する悩みや疑問にズバッとお答え♫パパのための『みうママ相談室』Vol.17

miumama

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あなたの笑顔の時間が好き。愛情いっぱい、好奇心いっぱい、食欲もいーぱっいの“みうママ”。演劇に司会から歌の世界、そしてイラスト制作まで、多彩なキャラクターで躍動する2児のママ。「パパキャリ」では、元保育士の経験と知見を活かし、「子どもに贈りたい珠玉の絵本」と「みうママ相談室」を担当中。令和を代表する輝くママの一人♫

編集部に届いたパパキャリ世代のパパからの育児に対する悩みや疑問にズバッとお答えする当コーナー。元・保育士で、2児のママでもある「みうママ」が豊富な経験と知見、そして他にはないユニークな発想でパパに的確なアドバイスをお届けします。パパにとって目からウロコの解決策がみつかりますよ。今回は、3歳の女の子を持つパパと生後8ヶ月の男の子を持つパパからの相談です。では「みうママ」、お願いします。

相談(1)「もっと育児に参加したい!何からすれば良いの?」

3歳の女の子のパパ(35歳)から

私は会社員でママは保育士で共働きです。育児と家事はお互い50%:50%と決めてこの3年間やってきています。ただ保育士という職業柄、育児に関することはママがほとんど対応し、私は炊事・洗濯などの家事中心の分業になっています。娘の成長に合わせて、私も育児や教育にもっと関わりたいと思いますが、ママの経験豊富な育児を見ていると、口出しをする機会もなく、黙って見ているだけになっています。私自身が育児にも参加できるようなことは、何かあるのでしょうか?

みうママからのアドバイス

ご質問ありがとうございます。保育士だから育児が得意かというと、そんなことはありませんよ。私も保育士として働いていましたが、いざ子育てとなったらとても悩みましたし難しいこともたくさんありました。集団生活の中での育児と家庭での育児は驚く程に違います。それなのにプロというレッテルを貼られ、「任せておけば安心」とか「できないわけないよね」なんて言われて、ちゃんとしないと…と必死になっていたものです。もしかしたらママも私と同じように手伝ってと言いにくい状態なっているのかもと思います。

もちろん慣れはあると思いますが、それは回数をこなしているからこそ。参加したいと本当に思っているならまずは何でも手を出して慣れるくらいやって欲しいです。そのまま指を咥えて見ていたら、慣れる前に子どもの育児はどんどん変化してしまいます。おそらくオムツの時期もミルクの時期も何もせずに終わってしまったのではないでしょうか。

役割分担と言えば聞こえはいいですが、結局、育児についてはやってくれないんだな、子どもに興味ないんだな…と密かに感じているママは多いと思いますよ。

別に口出しをする必要はありません。まずは一緒に子育てしたいという気持ちを伝えて、手を出して行きましょう!そしてママがいつもやっている当たり前を自分のモノにしていってください。もちろん向き不向きは誰にでもありますので、全てを完璧にこなすのはパパにとっても、そしてママにとっても難しいこと。お互いに話し合ったり生活してみた上で家族の形を作っていってくださいね。

相談(2)「ママの産後クライシスに効果的な対策は?」

生後8ヶ月の男の子のパパ(32歳)から

待望の我が子が生まれて8ヶ月。夜泣きや急な体調変化など毎日が嵐のような生活が続き、私もママもクタクタです。お互いにカバーをして何とか乗り切ろうと思っていますが、最近、ママの言葉が刺々しくなり困っています。「私が産んだ子どもなんだから」「パパには女性の苦労が分からない」など、何故、そこまで言うの?という発言が増えています。いわゆる産後クライシスかとは思うのですが、パパ側としてはママの気持ちが落ち着くまで耐えるしかないのでしょうか?何か効果的な対策はありませんか?

みうママからのアドバイス

ご質問ありがとうございます。私は、産後クライシスとかマタニティブルーという言葉が苦手です。もちろん実際に起こることですし、ママがそれを自覚することで余裕が持てるように調整できたり、考え方を変えれるなどの効果があるのでママ自身には必要な診断だと思います。

でも、その言葉をパパや周りの人が使って、だからこうなんだと決めつけて話しをされるのはすごく嫌な気持ちになります。実際、本能的に子どもを守らなければ!という想いはありますし、その為に気が立ったり怒りやすくなっているところはあるのですが、それは敵から子どもを守る為なんです。それがパパに向けられるということは、厳しく言えばパパ自身が子どもの敵とママが感じているってことですよね。これは由々しき問題です。

産後クライシスでは…と、本当にそう思うなら出来ることはいくらでもあるはずなのに、「だから仕方ない」「そういうものなんだから」で済ませていませんか。仕方なくても毎日やることはある上、産後すぐに体調が戻るわけもなく…痛みなどに耐えながら育児をしている期間もホントに長いのです。

パパも頑張ってくれているとは思うのですが、はたしてママと負担を平等に背負えているのか、家事や育児など具体的な行動は分担できていても、精神的な負担がママに大きくのしかかっていたり、ひとりになれる時間を確保できているのがパパだけになっていたりしていないかなど、今一度、全てを見つめ直して考え、ママと話し合ってみてください。

ママひどい!と思うこともあると思いますが、それはパパひどい!というママの気持ちの裏返しかもしれませんよ。実際の行動だけでなく、お互いを思いやる気持ちがとても大切ではないでしょうか。その想いがちゃんと伝われば、子どもを一緒に守り、一緒に育てていくホントの家族になれると思います。パパさん、頑張りましょう!

みうママからのアドバイス、いかがでしたでしょうか?もちろん皆さんいろいろな考え方があるでしょうから、反論も大歓迎です!ここでは質問に答えるだけでなく、たくさんの意見を聞かせていただき、私自身も考えるきっかけにして行けたらと思っています。ぜひよろしくお願いいたします。

 

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