妊娠後期(28~39週)のママの身体、パパも知っておきたいこと~パパのためのマタニティセミナー#14~

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妊娠後期(28~39週)のママの身体、パパも知っておきたいこと~パパのためのマタニティセミナー#14~

hyamama

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2歳と4歳の子どものママ。夫は31歳で転職を経験。 転職活動に仕事に育児と、毎日忙しいパパを応援したいと思い、家事・育児に関する記事やママについての記事を書いています。 一緒に子育ての悩みや夫婦の悩みを解消していきましょう。

妊娠28~39週にパパにも気をつけて欲しいこと

妊娠後期のママは、これまでできていた普段の動作でも不自由を感じる場面が増えてきます。加えて、無事に出産できるのかという不安を抱えている時期でもあるため、出産に向けて準備や確認をして、ママが少しでも安心できるような環境を整えることも大切です。こちらでは、パパにも気をつけて欲しいことを3つ紹介します。

ママが階段を登るときはパパが後ろで安全を確保する

お腹の大きなママは転びやすく、疲れやすいので、とくに階段を登るときは注意が必要です。外出先でやむを得ず階段を使う場合は、パパがママの後ろについて階段を登り、ママがバランスを崩しても受け止められるようにしましょう。トラブルが起きなくても、「パパが私と赤ちゃんを守ろうとしている」ということをママは嬉しく思うので、不安を和らげることにも繋がります。

前屈みになる作業は可能な限り交代する

この時期のママは、大きくなったお腹が邪魔で、靴下すら履きにくくなっています。お風呂掃除のような前屈みになる動作は身体に負担をかけるため、可能な限りパパが担当して、ママを休ませてあげましょう。また、ママが望むなら、靴や靴下を履く手伝いをするのもおすすめです。

お産が始まったときのシミュレーションをしておく

お産は突然始まります。どんなときでもすぐに動けるよう、緊急時の連絡先や産院までの経路を、ママだけでなくパパも把握しておくことが大切です。とくに産院の夜間の入り口は、分かりづらい場所にあることも多いので、入院のしおりなどに目を通して確認しておきましょう。

また、離れているときにお産が始まり、ママだけで先に産院に向かうケースも想定しておく必要があります。このような場合、仕事を早退したパパは、一旦家に帰って入院セットを持ち、家族に出産が始まったことを連絡しながら病院に向かうことになります。上の子がいるなら、預け先なども決めておかなければならないため、病院に行くまでの流れは、念入りにシミュレーションしておきましょう。

ママの留守中の過ごし方も考えておこう

赤ちゃんを抱っこしたママが入院から帰ってきたときに、散らかり放題の家の中を見て絶望しないよう、留守中はパパが家をキレイに維持しておかなければなりません。また、産まれたばかりのデリケートな新生児のためにも、部屋を清潔にしておく必要があります。どうすれば家の中をキレイに保ちながら日常生活ができるのかを考え、パパひとりでも一通りの家事はこなせるようにしておきましょう。掃除道具の場所や片づけ方がわからない場合は、早めにママに聞いておくと安心です。次回は出産が近づく妊娠後期のママの心境をお伝えします。

【参考文献】
※『最新! 初めての妊娠・出産新百科mini 』|株式会社ベネッセコーポレーション2021年刊

監修

ゆう助産院 今井智圭子院長

母子のことを第一に考え、自然なお産、楽しい育児を全力でサポート!がモットーの助産院。

明るくアットホームな環境で、頼りになる助産師が、妊産婦さんの心に寄り添って応援してくれます。

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