妊娠中期(16~27週)のマイナートラブル<後篇>上の子どもやパパ自身への気配り~パパのためのマタニティセミナー#10~

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妊娠中期(16~27週)のマイナートラブル<後篇>上の子どもやパパ自身への気配り~パパのためのマタニティセミナー#10~

hyamama

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2歳と4歳の子どものママ。夫は31歳で転職を経験。 転職活動に仕事に育児と、毎日忙しいパパを応援したいと思い、家事・育児に関する記事やママについての記事を書いています。 一緒に子育ての悩みや夫婦の悩みを解消していきましょう。

妊娠中期に取り組みたい上の子への気配りの仕方

妊娠がわかると、パパ・ママは無意識のうちに赤ちゃんの方に関心が向きやすくなってしまいます。子どもは親の行動をよく見ているので、この変化を感じとり、「パパ・ママの愛情を奪われた」と思うことも。すると駄々を捏ねたり、甘えたり、赤ちゃんのような態度になったりして、パパ・ママの関心を引こうとするのです。そこで上の子が赤ちゃんに不安を感じないために、次のような気配りが必要です。

  • パパ・ママで協力して上の子との時間を作る
  • 抱っこはパパの担当にする
  • 上の子は赤ちゃんをお世話する「大人チーム」の一員にする

それでは、それぞれのポイントをお伝えします。

パパ・ママで協力して上の子との時間を作る

上の子の不安を払拭するには、しっかりと愛情表現をする必要があります。とくに産後になると、赤ちゃんのお世話で忙しくなり、意識していなければどうしてもコミュニケーションが疎かになってしまいます。そうなる前に、パパ・ママ交代で上の子の相手をし、愛情が減ったわけではないことが伝わるように努力することが大切です。家事や赤ちゃんのお世話で夫婦どちらか忙しいときは、もう1人の方が上の子に気を配り、寂しい思いをさせないように親子の時間を作っていきましょう。

抱っこはパパの担当にする

ママはお腹が大きくなるに連れて、子どもを抱き上げるのが難しくなります。しかし抱っこは親と子のコミュニケーションのひとつなので、それが急になくなると不安を与えてしまいます。さらに産後に赤ちゃんが抱っこされている姿を見て、「抱っこを奪われた」と敵視してしまうことも。そのような不安を感じさせないためにも、ママに代わってパパが積極的に抱っこをして、上の子が安心できるように配慮しましょう。子どもが求めるときはなるべく断らずに対応してあげてくださいね。

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我が家の場合、パパが抱っこしようとしても息子は「パパはイヤ、ママの抱っこがいい」と駄々を捏ねていました。しかし諦めずに続けていたら、自分からパパに抱っこをせがむように。「パパはイヤ」は「ママがいい」の裏返しで、本当にパパが嫌いなわけではないので、根気強く続けていきましょう! 

上の子は赤ちゃんをお世話する「大人チーム」の一員にする

兄・姉になる上の子には、赤ちゃんに優しく接して欲しいですよね。そこで赤ちゃんに対するイメージを「パパ・ママの愛情を奪う存在」から「お世話が必要な存在」に変える必要があります。まずは出産までの間に、大きくなったママのお腹を一緒に撫でながら大切な存在であることを伝えてみましょう。絵本を活用して赤ちゃんへの理解を深めてもらい、優しく接するための方法を教えておくの大事です。

そして産後は「一緒にお世話を頑張ろうね」と大人側のポジションに引き込んでしまいましょう。お尻拭きやおむつを持ってくる係になってもらえば、パパ・ママとのコミュニケーションになるだけでなく、一緒にお世話ができたという達成感にもなりますよ。

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