便利なピンチハンガーを使いこなそう
靴下やハンカチ、下着やズボンを干すときはピンチハンガーを使います。ピンチハンガーはさまざまな小物をまとめて干せてとても便利ですが、干しすぎは乾きにくさに繋がり、嫌なニオイがする原因にもなります。
ここではピンチハンガーの使い方と、そのコツをお伝えします。
ズボンは裏返しが基本ってホント?
ズボンの干し方に困ると嘆くパパも多いようですが、ピンチハンガーに裏返しで干すのがおすすめです。ポケット部分にもしっかり風を通して干すことで、乾きが早まります。これに加えて、ウエスト部分が筒状になるよう洗濯ばさみで止め、衣類全体に風が通りやすくする工夫も大切です。
シワをつけたくないズボンの場合は、上下逆さまに干すのが有効です。大半のズボンはウエスト部分が重くなっているので、裾部分をピンチハンガーで止めるとズボン全体が重みで引っ張られ、自然とシワが取れますよ。
靴下はつま先とゴム部分、どっちを止める?
ピンチハンガーに靴下を干すときに、つま先とゴム部分のどちらを止めるか迷うパパもいるようですが、靴下はゴム部分を止めて干すのが基本です。
靴下のゴム部分は、濡れている時間が長いほど劣化が進み、伸びが悪くなります。洗濯物は上から乾き始める性質があるので、ゴム部分を上にして干すと濡れている時間が短縮でき、型崩れも防げ靴下が長持ちしますよ。
ピンチハンガーを使いこなすために気をつけたいこと
ピンチハンガーを使う上でもっとも大切なポイントが、ピンチハンガー全体の洗濯物のバランスです。布同士の密着を防ぎ風の通り道を作るため、両端から長いものを干し、中央には短いものを干しましょう。風の通りが格段によくなり、乾きあがりまでの時間に大きな差が出るので、ぜひ意識してみてください。