育児に関する悩みや疑問にズバッとお答え♫パパのための『みうママ相談室』Vol.7

miumama

miumama

あなたの笑顔の時間が好き。愛情いっぱい、好奇心いっぱい、食欲もいーぱっいの“みうママ”。演劇に司会から歌の世界、そしてイラスト制作まで、多彩なキャラクターで躍動する2児のママ。「パパキャリ」では、元保育士の経験と知見を活かし、「子どもに贈りたい珠玉の絵本」と「みうママ相談室」を担当中。令和を代表する輝くママの一人♫

編集部に届いたパパキャリ世代のパパからの育児に対する悩みや疑問にズバッとお答えする当コーナー。元・保育士で、2児のママでもある「みうママ」が豊富な経験と知見、そして他にはないユニークな発想でパパに的確なアドバイスをお届けします。パパにとって目からウロコの解決策がみつかりますよ。今回は、3歳の男の子を持つパパと4歳の女の子を持つパパからの相談です。

相談(1)「男の子らしい遊びに興味を示さず困ってます」

3歳の男の子のパパ(34歳)から

上に8歳と6歳のお姉さんがいる男の子です。二人は凄く弟を可愛がってくれ、いつも一緒に遊んでくれています。三人仲良くは嬉しい限りなんですが、どうしても ママゴトやお人形など女の子向けの遊びばかりになってしまいます。私が公園で ボールを使ったりする男の子ならではの遊びを教えても、まったく興味を示さず、 ママゴトをしたいなどと言います。このままの状態で大丈夫なのか心配です。 男の子らしい遊びに興味を持たせるにはどうしたら良いでしょうか?

みうママからのアドバイス

ご質問ありがとうございます。優しいお姉さんたちでとても助かりますね。弟さんも喜んでいるようで何よりです。きっと3人はママゴトや人形遊びを「楽しんで」いるのでしょうね。一方、パパさんは新しい遊びを「教えて」あげようとしています。お子さんが興味を持たないのはその違いかもしれません。パパさん自身も甘いスイーツを食べたいと思っている時に、“男なんだからそんなもの食べずにガッツリご飯を食べなさい”など言われたらどうでしょうか?なかなかご飯を食べる気にはなれないですよね。でも誰かがおいしそうに楽しくご飯を食べているところを見ていたら自然と自分も食べたくなりませんか。

お子さんの年齢は、自分で興味を持ったことにどんどん触れて 行く時期なんです。どんなものに興味を持つかは、親が決めたり他から押し付けるものではないのではないと思います。今、楽しいと思えることに全力で取り組めているなら、まったく問題ないと理解してください。実際、保育園などでも子どもたちは男女関係なく自分の好きな遊びを選んで楽しんでいるのが大半です。ママゴトが好きな男の子も、ボール遊びが好きな女の子もたくさんいますので心配することはありませんよ。

最近は多様性という言葉を耳にすることが多くなり、男の子らしいとか女の子らしいという言葉はあまり使われなくなっています。とはいえ選択肢や可能性を広げてあげたいパパさんの想いも十分に分かります。まずはパパさん自身が、教えるのではなく、お子さんと一緒にママゴトやボール遊びを楽しむというスタンスで接することから始めてみてはいかがでしょうか。

相談(2)「娘の教育についてママと意見が合いません」

4歳の女の子のパパ(30歳)から

娘の教育に対してママと意見が合わず困っています。教育熱心なのは良いのですがピアノ、バレエ、水泳、そして次は英語も習わせたいと言います。娘はママが言う通りに 真面目に取り組んでいるようですが、本音はどうか分かりません。まだまだ小さい時期 なので、習い事は週に2回もあれば十分かと思います。このままでは、毎日、何かを 習うような詰め込みにならないかと心配もしています。 ママにどう言えば良いでしょうか。

みうママからのアドバイス

とても教育熱心なママさんなのですね。とはいえ今しかない大切な時期、心配になってしまうパパさんの気持ちも分かります。お子さんの将来に向けて選択肢や可能性を広げるのは悪いことではありません。習いごとなどを通じて、お子さん自身が興味を持つことに出会えたり、やりたいことが出来た時に取り組みやすくなったりと利点はたくさんあると思います。

しかし何を優先すべきか本当に難しい問題ですね。先の質問でもお伝えした通り、どんなものに興味を持つかは親が決めたり他が押し付けたりするものではないと思っています。ただ、お子さんに環境を整えてあげられるのは両親だからこそであったりもします。ママさんもきっとそんな想いや悩みの中で、今、できることを精一杯しなければ!と考えているのではないでしょうか。

習いごとが多すぎない?もっと遊ぶ時間も必要じゃない?という単純な疑問だけでなく、パパさんも一度、子どもと習い事についてじっくりと調べみるところから始めてみませんか。例えば、子どもが習い事を楽しんでいるのか興味を持って取り組んでいるのかを見学してから、一緒に考えようとママに声をかけて話し合ってみてください。決して、パパvsママになるのではなく、お子さんにとって何がベストなのかを両親で焦らずに探してあげましょう。

みうママからのアドバイス、いかがでしたでしょうか?もちろん皆さんいろいろな考え方があるでしょうから、反論も大歓迎です!ここでは質問に答えるだけでなく、たくさんの意見を聞かせていただき、私自身も考えるきっかけにして行けたらと思っています。ぜひよろしくお願いいたします。

育児に関するパパの悩みや疑問を編集部までお送りください。

採用された投稿には当コーナーにて、元・保育士で、2児のママでもある“みうママ”が豊富な経験と知見、そして他にないユニークな発想で的確なアドバイスをお届けします。
またご意見・ご感想もお待ちしております。
下記フォームからお送りください。

https://forms.gle/APCaneK3XdRybsrEA

-HOT, 育児・子育て
-, , , ,