陣痛を疑似体験できるマシンがあるって本当!?パパの体験談をご紹介

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陣痛を疑似体験できるマシンがあるって本当!?パパの体験談をご紹介

hyamama

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2歳と4歳の子どものママ。夫は31歳で転職を経験。 転職活動に仕事に育児と、毎日忙しいパパを応援したいと思い、家事・育児に関する記事やママについての記事を書いています。 一緒に子育ての悩みや夫婦の悩みを解消していきましょう。

実際に体験したパパの反応は?

陣痛の擬似体験では、段階ごとに流す電気を強くしていくので、時間とともに痛みが大きくなってきます。そのため苦痛を味わうだけの経験を虐待のようだと感じてしまうパパもいますし、無理に体験してママの出産前にパパが体調を崩してもいけませんよね。ですから無理やり体を張って体験するのではなく、実際に体験してみたパパの反応を知ることで、ご自身が体験したらどうなるのかを想像することから始めましょう。

陣痛初期レベル

体に電極を装着し、電流を流し始めた段階です。妊婦さんが陣痛が来たとわかってから、なんとか病院に向かえるレベルで、さほど痛さはありません。擬似体験中のパパは笑顔を見せる余裕もあり、陣痛の波が来るたびに少し驚いた仕草は見せますが、それ以外は平気な顔をしています。しかし、その状況は時間の経過とともに変化していくのです。

陣痛中期レベル

最初は和やかに笑っていた姿から一変し、痛みを感じていることを隠すような作り笑いとなり、痛みが増し必死に耐えている様子がわかります。そして、さらに痛みが強くなると笑う余裕もなくなり、陣痛の波が訪れると痛そうな声を上げるようになりました。陣痛には波があるので、痛みの波が押し寄せればうめき、波が引けば束の間の休息が取れるパターンの繰り返しです。しかし出産が近づくにつれ陣痛の間隔は短くなり、痛みはますます大きく繰り返すため束の間の休息すらなくなり、作り笑いもどこかに消えてしまいました。

陣痛後期レベル

押し寄せる激しい痛みでうめき声が絶叫になり、耐える姿はまさに妊婦さんと同じ状態です。痛みにキレるパパがいれば、痛すぎて声もあげられなくなるパパもいます。出産中、赤ちゃんに酸素が供給されるようにしっかり呼吸を行うことが重要ですが、痛みでうまく呼吸ができていない場合は酸素吸入を行います。それと同じ体験をしているパパもいます。

痛みに耐えて苦しんでいるパパを、そばにいるママが手を握り励ましている光景はまさに出産現場の再現でした。

出産本番レベル

ここまでたどり着く前に痛すぎてリタイアするパパも多いとのことですが、痛みを逃そうと服を噛みしめたり、声をあげたり、動き回ってみたりと様々な反応を見せます。もはや絶叫を超えて悶絶する様は、映像を見ているこちらも耐えられないほどでした。

擬似体験終了後

擬似体験後は体力と精神力を消耗しきり、もはや満身創痍です。医師から赤ちゃんの人形を渡されると愛おしそうに抱っこしてキスしてみせるパパは、まさに産後のママのようでした。全く同じ体験とはいえなくても、出産後の女性の気持ちとリンクしているようです。

陣痛の擬似体験を行ったパパの感想

ママの出産経験の話を聞いても自分は一生経験できないし、他人事のように思っていたかもしれませんが、同じ男性が体験している様子を見れば、なんだか他人事とは思えなくなったというパパも増えるのではないでしょうか。疑似体験をしたパパたちの反応は妊婦さんの出産シーンにとても近いものがありました。彼らの感想は、「身を切るような痛みに耐えられなかった」という痛さに対するコメントが出る一方で、「こんな思いをして産んでくれて、ありがとう」などと、パートナーや母親への感謝のコメントを残していました。

また出産を控えたママを持つパパが体験したケースでは、擬似体験中に痛みに悶えるパパを励ましていたママに対し、体験終了後に「ママはまだ実際にこの痛みを味わっていないのに、励まされるのはイラッとした」とコメントを残したケースもありました。これは多くの女性が陣痛に耐えている中、必死で頑張っているママに対してパパの気遣いが足りないと感じたときと全く同じコメントです。男性でも同じような経験をしたら、痛みの感じ方が違うとしても、その苦労が理解できるということを表しています。

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