子どもが生まれて、「子どものため、家族のために仕事を頑張らなくては」と、残業にもめげず励んでいるパパも多いことでしょう。でも夜遅くまで働くことで子どもと会話もできないような生活が、本当に家族のためになるのでしょうか?パパの帰宅時間が遅いと子どもの成長やママ、パパ自身にどのような影響を与えるのかを考えてみましょう。
パパの帰宅時間が遅くなってしまう理由
帰宅時間が遅くなる理由は、次の6点に集約できます。
帰宅時間が遅くなる理由
- 長時間の残業
- 長い通勤時間
- 接待や付き合い
- フレックスタイムなどでの午後偏重
- 夜間業務に従事
- スポーツジムや買い物など個人の趣味
会社員で1ヶ月のうち定時で帰れる日よりも、残業で遅くなる方が圧倒的に多いという方もけっこういますよね。一方、フレックスタイム制を利用して朝は子どもの世話をしているので午後偏重で帰宅が遅くなる場合や、夜間勤務で帰宅は朝方になる場合、長い通勤時間などのやむをえない場合もあるでしょう。
ただ接待や付き合いで飲みに行く日、趣味で通うスポーツジムの日などは毎日というわけではありませんよね。やはり帰宅時間が遅くなる理由は、長時間の残業がトップになります。
帰宅時間が遅くなるほど家族との時間が減る
残業手当をたくさんもらえる方が家計が潤うし、会社の上司や同僚とのコミュニケーションで飲みに行くことも必要かもしれませんが、帰宅が遅くなると、その分の家族との時間が減ってしまうのです。小さな子どもがいる家庭の大半は20時〜21時頃には寝かしつけるので、帰宅したときにはすでに子どもが寝ていることになります。その生活が常習化すると、一緒に過ごせるのは休日だけになっていしまいます。
家族と過ごす夜の時間はとても貴重な時間です。家族団欒での食事や一緒にお風呂に入るなどのコミュニケーションでパパとの絆はより深まりますが、その時間が持てない生活が続くとパパとの関係が希薄になり、さまさまな問題が生じてしまうのです。