妊娠中期手前(妊娠10~15週)のママの身体、戌の日のお参り~パパのためのマタニティセミナー#6~

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妊娠中期手前(妊娠10~15週)のママの身体、戌の日のお参り~パパのためのマタニティセミナー#6~

hyamama

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2歳と4歳の子どものママ。夫は31歳で転職を経験。 転職活動に仕事に育児と、毎日忙しいパパを応援したいと思い、家事・育児に関する記事やママについての記事を書いています。 一緒に子育ての悩みや夫婦の悩みを解消していきましょう。

戌の日に安産祈願をする「帯祝い」とは

帯祝いとは、妊娠5ヶ月の戌の日にさらし腹帯(岩田帯)を巻いて、安産を願う日本の風習です。帯祝いでは安産祈願をするために神社やお寺にお参りをします。安産祈願のご祈祷を受け付けている神社仏閣も多く、あらかじめ清めた腹帯を授けてくださったり、持参した腹帯を清めてもらうこともできます。またお参り後には、清めた腹帯を巻いて安産を願う着帯という儀式をおこないます。さらし布でできている腹帯は、巻き方にコツがいるため難しい場合は産院で巻き方を聞いてみましょう。

日本では暦の上で全ての日にちに干支が割り振られており、12日に1度「戌の日」が巡ってきます。本来であれば妊娠5ヶ月(16~19週)の戌の日に帯祝いを行うしきたりではありますが、最近では戌の日以外の都合がよい日を選ぶパパ•ママも増えています。以前はママ側の実家が同行することが多かったようですが、いまでは夫婦二人だけでおこなうのが主流となってるため、日程や当日の流れを決める際には風習にこだわり過ぎる必要はありません。ママの体調を第一に、パパ•ママや家族の意見を尊重しながら決めると、思い出に残る帯祝いを行うことができますよ。

ただ直接の参拝が難しい場合は、郵送などで対応してくれる神社やお寺もあるので、パパが事前にチェックしておけば万全です。

体調が安定し始めてからも、のんびりペースを続けよう

体調が安定し始めたからといって、妊娠前の生活に戻してもいい訳ではありません。これからママのお腹はどんどん大きくなり、その重みを支え続けている身体にはたくさんのマイナートラブルが現れるでしょう。だからこそ、ママは体調が安定しても無理をせず、のんびりとした生活を続けていくことが大切です。無理をしてストレスや疲労を溜め込んでしまうと免疫力が落ちて、最悪の場合、切迫早産で入院が必要になる場合もあります。ママが頑張りすぎていたら休むように促すのもパパの大切な役割と覚えておきましょう。

パパのためのマタニティセミナーの次回は、引き続き妊娠中期手前の10~15週ごろのお話として、安産教室や、この時期にパパができるサポート、ママの歯にも注意が必要なことなどを紹介します。

【参考文献】
※『最新! 初めての妊娠・出産新百科mini 』|株式会社ベネッセコーポレーション2021年刊

監修

ゆう助産院 今井智圭子院長

母子のことを第一に考え、自然なお産、楽しい育児を全力でサポート!がモットーの助産院。

明るくアットホームな環境で、頼りになる助産師が、妊産婦さんの心に寄り添って応援してくれます。

妊娠出産育児 | ゆう助産院 | Higashiosaka (youjosanin.com)

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