「ひとりになりたい」は要注意!パパが見逃してはいけないママのSOSとは

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「ひとりになりたい」は要注意!パパが見逃してはいけないママのSOSとは

hyamama

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2歳と4歳の子どものママ。夫は31歳で転職を経験。 転職活動に仕事に育児と、毎日忙しいパパを応援したいと思い、家事・育児に関する記事やママについての記事を書いています。 一緒に子育ての悩みや夫婦の悩みを解消していきましょう。

0~3歳の子どものいるパパで、ママから「ひとりになりたい」と言われた経験はありませんか? 家族のために頑張っているパパからすると、ママなのに子どもと離れたいと思うのはちょっと身勝手なのでは?と感じるかもしれません。また子どもと一緒に公園や買物などに行った話を聞けば、ママは楽しそうでいいなと思うこともあるでしょう。でもママは子どもを守る責任や、子育ての難しさとひとりで向き合う時間が長いほど、楽しいだけではなく育児に疲れてしまうときがあるのです。

今回はどうしてママが「ひとりになりたい」と言ったときは要注意なのかと、ママがひとりの時間を持つためにはどうしたらいいのかをパパも考えてみましょう。

ママが「ひとりになりたい」のは家族を傷つけないため

子どもが生まれるのは幸せなことですが、それと同時に守らなければならないプレッシャーや、泣き声、我がままに悩まされる日々の始まりでもあります。子育ては出産前にイメージしていた以上に大変で、子どものペースに合わせる生活はママの思い通りに進まないことばかりです。

いつも子どもと一緒

30代女性

ママっ子な息子は少し私が見えなくなっただけでも泣いてしまい、トイレにもひとりで行けない。仕方のないことだとわかっていても、24時間子どもと一緒だと、気持ちを切り替えられずにストレスが溜まる。

ママへのご褒美で温泉旅行を計画してくれたけど

30代女性

おむつ替えも、抱っこも、お風呂も、食事の介助も私ばかり。パパと子どもは楽しんでいたが、私は豪華なディナーを味わう時間や景色を見る余裕もないままに終わってしまった。「ママへのご褒美」なのであれば、半日でもいいからひとりでのんびりしたかった。

ママが大好きな温泉旅行だとしても、小さな子どもがいると気が抜けないし、誰にも子どもを任せられない状態では楽しめません。こちらのコメントのように、パパがママの気持ちに気づかないままだと、ママはさらに追い詰めれていき育児ノイローゼや産後うつなどのトラブルを引き起こすきっかけになってしまいます。加えてイライラの矛先がどうしても身近にいる子どもやパパへ向くことを、ママ自身も一番恐れています。家族のために優しいママでいたいとも願うからこそ、パパに「ひとりになりたい」と伝えたのです。

ポイント

ママは家族にストレスをぶつけてしまったり、育児ノイローゼや産後うつになる前にイライラを発散させたいと思うからこそ、「ひとりになりたい」と考えるようになります。

ママがひとりになれない理由

ママが子どもから離れてひとりになる時間が欲しいと思うのは、母性が足りないからではありません。またこの言葉は、妊娠•出産を経てホルモンバランスが変化した影響でイライラしてるだけとは言えない、深刻な状況に陥っているシグナルです。それほどまでにストレスをため込んでしまったのは、主に4つの理由が考えられます。

  • プライベートな時間が持てない
  • 社会と切り離されているような孤独感
  • 頼れる人が近くにいない
  • 家事•育児に終わりがない

 

プライベートな時間が持てない

子どもが小さいと、ママは四六時中、危ないことをしないように見守る必要があるので、そばを離れることができません。朝から晩まで子どもとべったりな生活をしていたら、ひとりで気持ちの整理するプライベートな時間を持てず、息抜きができなくなってしまいます。またママが大好きな子は、他の人に抱っこされるだけでも泣いてしまうことが多いので、預けることヘの罪悪感から離れられない場合もあります。

社会と切り離されているような孤独感

女性が子どもを授かる体である以上、子どもを妊娠したら、一度は出産のために仕事を休み社会と距離をおくことになります。さらに家事•育児に専念しているママほど、話し相手が家族だけになってしまい、社会と切り離されているような孤独を感じます。言葉を覚える前の子どもに一方的に話しかけるばかりで、気がつくと日中は何日も大人と会話していなかったということもあります。そんなときは、ひとりで外に出て社会とのつながりを再確認する時間が必要だと感じます。

頼れる人が近くにいない

パパが家を留守にする時間が多く、他に頼れる人も近くにいない環境だと、ママはワンオペレーションで育児をしなければなりません。またSNSが発達した情報社会を生きるママたちは、必要以上に周りの目を気にしてしまい、育児に対して失敗が許されないような強迫観念に囚われてしまう傾向があります。そしてひとりでも頑張らなくてはと気を張ってしまうほど、悩みを打ち明けることができず、誰にも頼れなくて塞ぎ込んでしまいます。

家事•育児に終わりがない

3時間おきの授乳でろくに眠れないなどから始まった育児は、成長するたびに新たな課題が出てくるので、疲れを癒す暇がないくらい大変です。昼夜問わず育児と家事がループする乳児期•幼児期の子育ては、気持ちを切り替えるきっかけが掴めないことで思考がネガティブになり、ストレスを溜め込みやすい環境です。疲労が回復していないのにどんどん溜まってしまう家事と、構ってほしい子どもとの間で板挟みになる生活は、徐々にママを疲弊させていきます。

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