これから初めて出産をするママさん、パパさん向けに、オムツ替えのやり方について解説します。
何となくできると思っているオムツ替えにも、赤ちゃんのために大切なポイントがいくつもあります。しっかりポイントを押さえて、スムーズにオムツ替えをできるように準備しておきましょう。
また今回は、先輩ママさんから「オムツ替えでこれが困った!」という声も集めました。是非参考にしてくださいね!
あかちゃんのオムツとは?
赤ちゃんが生まれてから2~3年は必ず使うアイテムのひとつが「オムツ」です。
生まれてきた赤ちゃんは、当然ですが自分のタイミングでおしっこやウンチを出してしまいます。まだトイレの使い方もわからないので、「オムツ」を常につけておいてあげる必要があります。
オムツには、紙オムツと布オムツの2種類があります。
そして「素材」「漏れにくさ」「通気性」など、見るべきポイントはたくさんあります。
実は赤ちゃんの肌は大人の4分の1ほどの厚さしかなく、非常に繊細でデリケートです。
ですので、直接肌に触れる「オムツ」は慎重に選びたいというママ・パパが多いです。
■パンパースの特徴
・アメリカの企業である「P&G(プロテクター・アンド・ギャンブル)」が製造・販売
・おむつの内部を弱酸性に保つ独自の技術により、オムツかぶれ防止
・のび〜るテープによって高いフィット感を実現
(赤ちゃんのストレスが少ない+漏れが少ない)
・約7割の産院にて使用されている
■メリーズの特徴
・花王 / メリーズ(素肌さらさらエアスルー)
・3層の通気性シートで繊細な肌を守ってくれる
・「ふんわりエアinクッション」でおしっこした後もふんわりが続くので、赤ちゃん快適
・凹凸で液っぽいうんちの横漏れ防止
■グーンの特徴
・おしっこをすばやく吸い込む「まっさらさらシート」
・おむつ内のムレをさっと追い出す「全面通気シート」でサラサラがキープ
・パツパツになりやすい足回りにも優しくフィットする
あかちゃんのオムツの替え方
「オムツ」の交換は、1日に10回以上も行う日があり、毎日の日課になる作業です。慣れてないと苦戦しますが、慣れてしまえば簡単です。
あかちゃんを迎え入れる準備として、しっかり予習しておきましょう。
あかちゃんの「オムツ」の替え方について説明します。
簡単な流れ
- 赤ちゃんの仰向けに寝かせる
- 汚れたおむつを開ける前に、赤ちゃんのおしりの下に新しいおむつを広げて敷きます(重要)
- 汚れたおむつを開けて、足を片手で上げ、おしりをふきます
- 汚れたおむつは外して丸め、おしりの湿り気をよく乾かしてから新しいおむつをつけます
- おむつをつけ終わったら、足回りのギャザーを外側に出す
オムツの替え方は、慣れてしまえば簡単です。そしてどれだけ予習をしても赤ちゃんの体型や動きによってもやりやすさが変わってきます。
あかちゃんと一緒にママもパパも慣れていくという気持ちでいるのが重要です。
オムツ替えのポイント
・なるべくこまめに替える(特に新生児は荒れやすい)
・シワの奥まで、しっかり拭く(うんち、おしっこ残ってます)
・ゴシゴシ拭くのはやめて(あかちゃんの肌は弱いので、赤くなっちゃいます)
・おしりに保湿を塗ってあげてもOK
・肌が荒れるなら、オムツを変える
先輩ママさんに聞く|オムツ替えの時のトラブルと対策
赤ちゃんのおむつ替えは、状況によっては想定もしていないトラブルが起こることもあります。先輩ママ・パパの声で参考になる話を聞いてきましたので、参考にしてみて下さい!
いつも通り、オムツを開けたら、空けた瞬間におしっこを発射してしまいました。かなり勢いよく出たので、自分も周りもおしっこだらけ。オムツを開けるときは慎重に空けましょう。
拭けてないのに転がって・・・
6か月女の子パパ
5か月を過ぎてから、左右にクルっと回るようになって、オムツを変える時にも回ってしまいました。うんちが拭き切れてなかったので、下のマットにうんちがついてしまいました。
回りそうなときは、おもちゃを渡すなどして、気を引くと止まります。
出産前にオムツ替えの練習ができる場所
どれだけ予習をしても、実際にオムツ替えをしてみないと、なかなかイメージできないですよね。
そんなママ・パパにおすすめなのは、実際に赤ちゃんのぬいぐるみや人形を使って、オムツ替えなどの練習ができる講座もあります。
夫婦で参加してみてはいかがでしょうか。
提供会社 | 開催内容 |
ミキハウス | プレママ・プレパパセミナー |
各市町村 | 子育て講座/すくすく赤ちゃんセミナー |
公益財団法人 母子衛生研究会 | マタニティひろば ハロー赤ちゃん! |
出産が不安なママと、パパへ
出産を控えたママには、心配事がたくさんあると思います。
決して1人で抱え込まずに、パパとゆっくり「これからの生活、家族」について話す時間を取ったり、自分の両親に育児の話を聞きに行ったりしてください。
出産するのはママですが、1人ですべて抱え込む必要は全くありません。みんなで協力して、子育てを楽しみましょう。
オムツを交換しているときにおしっこ発射された
1歳女の子ママ