育児に関する悩みや疑問にズバッとお答え♫パパのための『みうママ相談室』Vol.9

miumama

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あなたの笑顔の時間が好き。愛情いっぱい、好奇心いっぱい、食欲もいーぱっいの“みうママ”。演劇に司会から歌の世界、そしてイラスト制作まで、多彩なキャラクターで躍動する2児のママ。「パパキャリ」では、元保育士の経験と知見を活かし、「子どもに贈りたい珠玉の絵本」と「みうママ相談室」を担当中。令和を代表する輝くママの一人♫

編集部に届いたパパキャリ世代のパパからの育児に対する悩みや疑問にズバッとお答えする当コーナー。元・保育士で、2児のママでもある「みうママ」が豊富な経験と知見、そして他にはないユニークな発想でパパに的確なアドバイスをお届けします。パパにとって目からウロコの解決策がみつかりますよ。今回は、2歳の男の子を持つパパと6歳の女の子を持つパパからの相談です。

相談(1)「子どもとのお風呂タイムを楽しくする方法は?」

2歳の男の子のパパ(30歳)から

子どもとスキンシップを深めたいと思い、お風呂タイムは自分が担当しようと頑張っています。でも、なかなか上手く出来ずに困っています。 子どもの頭を洗う時に嫌がったり、湯船に一緒に浸かろうとしても、スグに 出たがるなど、楽しいお風呂タイムとは程遠い状態です。子どもと楽しくお風呂に入るには、どのようにすれば良いのでしょうか?

みうママからのアドバイス

ご質問ありがとうございます。スキンシップを深めたいという気持ち、とってもすてきです。お子さんの成長を感じたり、関係性を深めるためにも大切なことですし、親子でお風呂に入れる時間は限られているのでぜひ一緒に楽しめたら嬉しいですよね。ただお風呂が苦手な子どもは少なくありません。私も子どもの頃はお風呂は好きではなかったです。顔にお湯がかかるのが嫌だし、シャンプーが目に入ると痛いし、湯船に長く浸かり過ぎるとのぼせてしまうし...。

でも、父と入るお風呂は楽しかったのを覚えています。父はいつも頭を洗う時は膝の上に仰向けに寝かしてくれて、顔にお湯がかからないように美容室風で洗ってくれてました。そして、とにかく会話が多かったと思います。何かするたび話しかけながら進めてくれるので安心感があったのかもしれません。お湯に浸かっている時も、数え歌を歌ったり、タオルと石鹸でしゃぼん玉を作って遊んだり、一緒に笑っている間に時間が過ぎて行った気がします。

こうして楽しんだ後、お風呂を出る前にしっかり肩までお湯に入る時間となるのですが、ここでも「肩まで浸かりましょ~ちゅーちゅータコかいな~♪」と歌ってくれて、これを何回歌ったら出るというルールがありました。顔が赤くなるのをタコさんに見立てた可愛い歌なのですが、この何回歌ったら出るというルールが実は大切なんです。目標が設定されていると達成感もありますし、何より頑張れちゃうんですよね。例えばマラソンをするとしてゴールが設定されていればそこまで頑張ろうと思えますが、ひたすら走れと言われたらいつまで続くか不安になったりしんどくなりませんか?ひとつひとつは小さな工夫ですが、その積み重ねが楽しい時間を生み出し、親の愛情を感じていくのではないかと思います。

もちろん、お子さんそれぞれで苦手な部分は違うと思います。まずはしっかりお子さんを観察したりお話をして、その子にあったスタイルを見つけることから始めてみてはいかがでしょうか。楽しいお風呂タイムになりますように!

相談(2)「娘への口出しは抑えた方が良いのでしょうか?」

6歳の女の子のパパ(44歳)から

娘もいよいよ来年の4月から小学校に入学なので、少し、自主性を持たせたいと思っています。ただ、毎日の行動を見ていると、まだまだ不安で、ついつい口出し してしまいます。ママからは「そっと見守るように!」とよく叱られていますが、 でも、こうすればもっと上手く出来るのになどと思い、声をかけてしまいます。 娘への適切なアドバイスと自分では思うのですが、口出しは我慢した方が良いのでしょうか?

みうママからのアドバイス

ご質問ありがとうございます。小さなお子さんを見ているとつい不安になって口出ししたくなってしまう気持ちわかります。もっとこうした方が...と、もどかしい気持ちになってしまいますよね。きっと優しい方なのだと思います。素敵なパパさんですね。でもママの言うとおり、そっと見守るというのはとても大切なことなんです。小学校入学となると外の世界に出ていく感じがしてどうしても心配になることでしょう。パパ・ママから離れる時間が増えて、ひとりで考えて行動することも求められるようになってきます。だから今のうちにという想いはわかるのですが、行き過ぎてしまうと自分で考えられない子になってしまうかもしれません。

子どもにとって大好きなパパ・ママの言葉は信頼できるアドバイスです。その反面、いつもそのアドバイスに従って行動していると自分で考えたり工夫する力を育むことができなくなってしまうのです。また困った時にいつもパパ・ママから声をかけているとそれが当たり前になってしまって、自分から助けてとSOSを出したり質問するのが苦手な子になってしまう可能性も出て来ます。

だから何もするなということではありません。これからの時期は、口出ししたり助け舟を出すのではなく、困ったらパパ・ママに相談してねと伝えておいたり、実際に自分が行動することでお手本を示してみるといいかもしれません。そして子どもがやるべきことと向き合えていないと感じた時には、今は何してるの?など最低限の声掛けて思い出すきっかけを作ってあげたり、考えるヒントを出して上げると良いと思います。これからも心配なことはどんどん増えていくと思うので、パパ・ママも今のうちに我慢する練習をしていきましょう。素敵な関係が築けることを祈っています。

みうママからのアドバイス、いかがでしたでしょうか?もちろん皆さんいろいろな考え方があるでしょうから、反論も大歓迎です!ここでは質問に答えるだけでなく、たくさんの意見を聞かせていただき、私自身も考えるきっかけにして行けたらと思っています。ぜひよろしくお願いいたします。

 

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