カミカミ期(9~11ヶ月)の進め方~パパの離乳食講座Vol.4~

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カミカミ期(9~11ヶ月)の進め方~パパの離乳食講座Vol.4~

hyamama

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2歳と4歳の子どものママ。夫は31歳で転職を経験。 転職活動に仕事に育児と、毎日忙しいパパを応援したいと思い、家事・育児に関する記事やママについての記事を書いています。 一緒に子育ての悩みや夫婦の悩みを解消していきましょう。

カミカミ期に食べさせたい食材

今回ご紹介する食材は、先に書いた不足しがちな栄養素を摂取できるものです。こちらの目安量はカミカミ期後半に、1回の食事で食べさせたい量を参考にしています。食事量には個人差があるので全て食べれなくても問題ありません。

鉄分を多く含む食品

小松菜 30g、ひじき 5g、赤身のひき肉(牛•豚) 15g、レバー 15g、赤身の魚(マグロ•カツオ) 15g

亜鉛を多く含む食品

赤身の肉、レバーに加え卵 1/2個、木綿豆腐 45g、納豆 15g、塩抜きしたしらす 15g

ビタミンAを多く含む食品

赤身の肉、レバーに加え卵1/2個、にんじん 30g、かぼちゃ 30g

ビタミンDを多く含む食品

塩抜きしたしらすに加え卵1/2個、サケ 15g

エネルギー源食品

5倍がゆ 90g、軟飯 80g、パン 35g、うどん 90g、茹でたマカロニ 65g

※5倍がゆ 米:水=1:5、軟飯 米:水=1:2~1:3、普通の硬さのご飯 米:水=1:1.2

上記の食材以外にも、青魚は脳の働きを高めるDHAやEPAを豊富に含むので、アジやイワシは9ヶ月以降から食事に取り入れていきたい食材です。白身魚の中では、タラはアレルギーの心配があるので、9ヶ月過ぎ位から少しづつ試していくよう気をつけてください。マグロやカツオは切り身を買ってきて調理するのが面倒なら、ツナの水煮缶を利用すると便利です。レバーは血液を作る鉄分やたんぱく質の成分が豊富ですが、調理が難しいので、レバーから作られた市販のベビーフードを活用するのがおすすめです。

カミカミ期の食べ進め方

お粥はこの頃になると、5倍がゆくらいの柔らかさから、さらに水分を減らして軟飯に近づけていきます。普通のご飯が米:水=1:1.2で炊いたものだとすると、軟飯は米:水=1:2~1:3で炊いたご飯で、柔らかくべちゃっとしたご飯です。軟飯は普通のご飯100gに水150~200ccを加え、ラップをかけて3分電子レンジで加熱し、残った水分を吸うまで蒸らせば簡単に作れます。モグモグ期のときと同様赤ちゃんがしっかり噛んでいるか様子をみながら、カミカミ期前半では5倍がゆから食べさせて、後半は軟飯へ硬さを変えていきましょう。

手づかみ食べ

自分でご飯を食べる第一歩である手づかみ食べは、赤ちゃんの好奇心をくすぐり食への興味を育てます。手を入れて遊ぶのに夢中なときもあるでしょうが、赤ちゃんが食べ物について学んでいる時間なので、ある程度は自由にさせてあげましょう。ボーロのような小さなお菓子を手で食べることに慣れてきたら、前歯で食べ物をかじりとる練習に、蒸して薄くスライスしたさつまいもや、耳を落としてステック状にカットした食パンも取り入れるといいですね。

カミカミ期の調理の目安

小さくカットした柔らかな食材のかたまりを食べられるようになってきたら、食材の形を少しずつ変えて、口を動かして食べるトレーニングをします。まだ歯が生え揃っていないので、食材は歯茎で潰せる硬さが望ましく、指でつまんで軽く力を加えると潰れるバナナくらいが目安です。食材をカットする大きさは、にんじんなら4mm~7mmくらいが目安で、少しずつ大きくしていきます。こちらはあくまで目安なので、食材によっては薄くスライスしたり、あらみじん切りにしたりと色々な形の食材を食べる方が口の動きのトレーニングに繋がります。

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