離乳食のために用意しておきたい便利なアイテム
大人が赤ちゃんに離乳食を食べさせるときは、持ち手が長く、先端は小さくて平たい形状をした大人用の離乳食スプーンがあれば便利です。
ゆくゆくは赤ちゃん自身が自分でスプーンを持って食べる練習も必要なので、早い段階から持ち手が短く握りやすい、赤ちゃん専用の離乳食スプーンを大人用とは別に用意しておくのもおすすめです。また動きがつたない赤ちゃんが離乳食をこぼしたり、吐き出したりするのは日常茶飯事です。食べこぼしで服が汚れないようにスタイ(離乳食用のよだれかけ)をつけ、テーブルの下に新聞紙を敷いて汚れ対策をしておくと、後片付けが簡単になりますよ。
母乳はママ担当…でも離乳食ならパパにもできる!
完全母乳育児のご家庭なら赤ちゃんの授乳タイムは必然的にママ担当ですが、離乳食ならパパにも活躍のチャンスがたくさんあります。でも何かと気をつけることが多い離乳食は、料理をあまりしない自分には向いてないと思い、ママに任せきりにしてしまうパパもいるでしょう。確かに離乳食は作るのは手間ですが、必ずしもパパが手作りして食べさせる必要はありません。離乳食で重要なのは赤ちゃんが食事の楽しさを知ることなので、市販のベビーフードやママが作った離乳食で、赤ちゃんとのコミュニケーションを楽しむ時間にしましょう。
小さなお口で離乳食を一生懸命食べる姿は、授乳中とはまた違った可愛さがあり必見ですよ。上手に食べられたら、たくさん褒めてあげてくださいね。離乳食の時期はあっという間に過ぎてしまうので、思い出に残る離乳食期になるように、ぜひチャレンジしてみてください。
パパの離乳食講座では、ゴックン期、モグモグ期、カミカミ期、パクパク期とそれぞれの離乳食の段階に合わせてVol.2~Vol.5までの記事を連載いたします。赤ちゃんの成長に合わせてご覧ください。
【参考文献】※『はじめてママ&パパの離乳食』|株式会社主婦の友社2019年刊