編集部に届いたパパキャリ世代のパパからの育児に対する悩みや疑問にズバッとお答えする当コーナー。元・保育士で、2児のママでもある「みうママ」が豊富な経験と知見、そして他にはないユニークな発想でパパに的確なアドバイスをお届けします。パパにとって目からウロコの解決策がみつかりますよ。今回は悩めるパパ2名からの相談です。
相談(1)「歯磨きで動き回る子どもに困ってます」
4歳の男の子のパパ(33歳)から
子どもに歯磨きの練習をさせていますが、いつも はしゃいで動き回ります。危ないので毎回、注意をしていますが、全く直らず、困っています。 歯ブラシで喉を突くなどのケガが心配です。どうしたら良いでしょうか?
みうママからのアドバイス
ご質問ありがとうございます。歯ブラシやお箸など口に入れる物の事故は実際よく起こっているようです。インターネットでも検索するといろいろな事例が出てきますが、読んでいるだけでゾッとする大変なケガになったケースも多く報告されています。
歯ブラシを咥えたまま動くことで起こる事故ですから、基本はできるだけ動かずに歯磨きできる環境を整えるようにしてあげましょう。とはいえ、小さなお子さんだとなかなかわかってもらえず、見ていてヒヤヒヤするシーンも多いですよね。まだ4歳とのことなので、長い時間静かに集中するというのは難しいと思います。
まずは座って磨くなど物理的に動きにくい状況を作ってみたり、パパ・ママが見本となって一緒に歯磨きをしてみるのも良いかもしれません。どちらがきれいに磨けるかな?と様子を見せあったり、立つ場所を決めて、どちらが長い間動かずに歯磨きできるかな?と声掛けするなどしてお子さんに興味を持たせるよう取り組みましょう。
また、無理に長い時間磨く必要はありませんので子どもの集中力に合わせて、動き始めたらすぐにやめるようにしましょう。少し時間でも良いので歯磨きを習慣にすることに注力してください。
我が家では短い音楽が流れる玩具を洗面所に置いて、「音が鳴っている間は頑張る」など、区切りをつけて歯磨きするようにしていました。「この時間だけ」と目安がわかっていたら子どもも集中しやすいですね。
そして上手に出来たことを褒めてあげることで、子どものやる気を引き出しましょう。叱ってばかりだとパパ・ママも疲れちゃいますよ。一緒に笑顔で取り組める作戦をぜひ考えて試していきましょう。
最後に大切なアドバイスを1つ。どんなに気をつけていても事故は起こってしまうことがあります。何かが起こった時にスグに適切な対処ができることが肝心です。救急対応してくれる病院を調べておくなど、子どもの万が一の事故に、普段から備えておくことも忘れずにいてくださいね。
相談(2)「なかなか昼寝をせず、夕方に愚図ったりします」
2歳の女の子のパパ(30歳)から
昼寝の時間になかなか寝ず、いつも夕方頃に寝てしまい、夕食の時間がズレたり就寝の時間が不規則になりがちです。決まった夕食の時間に無理やり起こすと 不機嫌で食事もしない時もあります。適切な時間に昼寝をさせるには、どうしたら 良いのでしょうか?
みうママからのアドバイス
このテーマでお悩みの方も多いのではないでしょうか?なかなか思うようには眠ってくれないですよね。お昼寝ができない原因にもよるとは思うのですが、今回は大切なことを3つに分けてお伝えします。
(1) 午前中に日光を浴びたりしっかりと活動する。
一緒に遊んでいると子どもたちの体力に驚くことがたくさんあります。それだけ元気一杯の子ども達ですから、活動量が足りないと、なかなか休もうとは思ってくれないようです。まずはしっかり遊んでもらいましょう。
(2) 寝る前のルーティンを作る。
突然、「寝よう」と言われてもなかなか眠れないですよね。お昼寝の前にはパジャマに着替える、絵本を読む、部屋を暗くする、お昼寝用の音楽をかける…等、これが始まったら寝る時間だなとスムーズにお布団に入れる流れを作ってあげましょう。
(3) 眠れる環境を作る。
近くに玩具があったり騒がしいなど、気になることがあるとなかなか眠れませんよね。大人の話し声や何かしている様子も子どもにとっては気になるものです。背中をトントンしながらも、何か他のことをしたりしていませんか?また室温なども大人と子どもでは感じ方が違ったり個人差のあるものなので要注意です。ぜひ一度環境を見直してみましょう。
以上の3点は当たり前のように思えても、意外とできていないことが多いようです。ぜひお子さんの目線で考えてみてあげてください。子どもの気持ちを知る為にパパ・ママが一緒にお昼寝するのも良いのではないでしょうか?いろいろ試してお子さんに合ったお昼寝スタイルを見つけてくださいね。
みうママからのアドバイス、いかがでしたでしょうか?もちろん皆さんいろいろな考え方があるでしょうから、反論も大歓迎です!ここでは質問に答えるだけでなく、たくさんの意見を聞かせていただき、私自身も考えるきっかけにして行けたらと思っています。これからもよろしくお願いいたします。
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採用された投稿には当コーナーにて、元・保育士で、2児のママでもある“みうママ”が豊富な経験と知見、そして他にないユニークな発想で的確なアドバイスをお届けします。
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