薬は服用してもいい? パパも気をつけたい妊娠中の生活〜パパのためのマタニティセミナー #3〜

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薬は服用してもいい? パパも気をつけたい妊娠中の生活〜パパのためのマタニティセミナー #3〜

hyamama

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2歳と4歳の子どものママ。夫は31歳で転職を経験。 転職活動に仕事に育児と、毎日忙しいパパを応援したいと思い、家事・育児に関する記事やママについての記事を書いています。 一緒に子育ての悩みや夫婦の悩みを解消していきましょう。

妊娠中はお腹の赤ちゃんの成長に悪い影響を与えないために、食べてはいけない物や、避けなければならないことがいくつかあります。それはママだけではなく、一緒に暮らしているパパにも当てはまるため、二人で協力して助け合うことが大切です。パパが注意事項をしっかりと認識できていれば、様々な不安を抱えている妊娠中のママも安心して妊婦生活を送れるでしょう。パパのマタニティセミナー第3回では、赤ちゃんが健やかに成長するために、薬を服用するときの注意点や、パパ•ママが避けなければいけないことなどを紹介します。

妊娠中の薬の服用は慎重に!自己判断は危険です

身近な市販薬の中には、妊娠中に避けたい成分が含まれているものもあります。軽い風邪の症状だとしてもパパから気軽に風邪薬を勧めないように注意してください。妊娠中の薬の服用について知っておきたいことを次にまとめたので、ママと一緒に目を通しておきましょう。

迷ったら産婦人科医に相談する

妊娠中のママは熱っぽさやだるさ、腰痛、吐き気など薬に頼りたくなる場面が多くあります。しかしママが口にした薬の成分は、胎盤を通って赤ちゃんの血液中に入る可能性があるので、そのリスク回避のため、薬の服用は慎重にならなければいけません。一方で、薬を飲まなかったためにママの病気が悪化して、赤ちゃんに悪い影響を与えてしまう場合もあるので、パパ•ママの自己判断で飲む•飲まないを決めてしまうのは危険です。

薬の服用に迷ったら産婦人科医に相談してください。妊娠中は薬の影響が出やすい時期かどうかによっても飲める薬の種類が変わるので、薬が必要なときはそのつど受診して薬を処方してもらうか、電話で相談すると安心ですよ。

妊娠中は薄毛治療薬(プロペシアなど)にも要注意!

薄毛治療薬を使っているパパもいると思いますが、中でも飲み薬のプロペシアやザガーロは妊娠中のママにとって、とても危ない薬です。胎児の発育に影響を及ぼす可能性があるため、妊婦の服用は禁忌ですし、有効成分が肌から吸収される恐れがあるため触れてもいけません。利用している場合は絶対にママが触れないように厳重に管理するか、いったん服用を中止することをおすすめします。

お腹の赤ちゃんに薬の影響が出やすい時期

最も薬の影響が心配なのは妊娠4週~7週前後(妊娠初期の前半)です。赤ちゃんの中枢神経や内臓、目や耳などの重要な器官が作られる期間で、影響を受けやすいため薬の使用には慎重になる必要があります。16週以降(妊娠中期以降)になれば薬による胎児へのリスクは減りますが、中期以降に解熱•鎮痛効果のある非ステロイド系抗炎症薬を使用すると、血管を収縮させる恐れがあります。痛み止めや湿布薬なども、医師に相談してから使用するように気をつけましょう。

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