薬は服用してもいい? パパも気をつけたい妊娠中の生活〜パパのためのマタニティセミナー #3〜

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薬は服用してもいい? パパも気をつけたい妊娠中の生活〜パパのためのマタニティセミナー #3〜

hyamama

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2歳と4歳の子どものママ。夫は31歳で転職を経験。 転職活動に仕事に育児と、毎日忙しいパパを応援したいと思い、家事・育児に関する記事やママについての記事を書いています。 一緒に子育ての悩みや夫婦の悩みを解消していきましょう。

妊娠中に気をつけたい食べ物、飲み物

これから解説する食べ物•飲み物の中にママの大好きな物があったら、それをパパ一人で楽しむのは、頑張って我慢しているママの気持ちを傷つける行為になってしまいます。どうしても食べたい•飲みたいときはママに断りを入れてからにしましょう。

  • お酒
  • カフェインを多く含む飲み物
  • 生魚や貝類、生肉、非加熱のチーズ
  • サプリメント

お酒

ママが妊娠中にかなりの量のお酒を飲み続けると、お腹の赤ちゃんに発達障害などの影響が表れます。一緒に飲みたい日は「ビール1杯だけなら」とママに勧めたくなってしまいますが、妊娠中のストレスからその1杯をきっかけにお酒を飲む量が増えてしまうかもしれません。アルコール度数に関係なく、妊娠中と産後の授乳期間は、赤ちゃんのために禁酒しましょう。

カフェインが多く含まれる飲み物

カフェインは大量に摂ると血管を収縮するので、胎盤への血流が悪くなり、赤ちゃんに酸素や栄養が届きにくくなる可能性があります。また産後もコーヒーや紅茶は1日1杯程度であれば問題ありませんが、できるだけカフェインが含まれていない飲み物(麦茶やルイボスティーなど)を選ぶようにしましょう。

食中毒のリスクがある食べ物

免疫力が低下している妊娠中は、いままで平気だった食材でも食中毒になってしまうことがあります。生魚、生卵、生の貝類など加熱していない食品は食中毒の原因になるため、ママが口にしないように気をつけましょう。とくに生肉と非加熱のチーズ(海外から輸入されたナチュラルチーズ)はリステリア菌が潜んでいる可能性があり、ママが感染すると胎盤と胎児にも感染が広がる恐れがあります。妊娠中はよく加熱したものを食べるように、パパも食材選びや調理の際には注意しましょう。

サプリメント

赤ちゃんの健やかな成長のためにサプリメント飲んでいるママも多いと思いますが、あくまで不足しがちな栄養を補う物なので、用量を守って飲むことが重要です。中でもビタミンAを妊娠初期に大量に接種すると、先天性の異常が発症するリスクが増加するという報告があります。ママのつわりが落ち着いたら、日々の食事でしっかりと栄養をとるように、メニューから変えていきましょう。

妊娠中も楽しめることを二人で見つけてみて

妊娠中のママは、ストレス発散になっていたスポーツやたばこ、飲酒、自由な食事が制限されてしまうため、どうしてもストレスが溜まりやすくなってしまいます。とくにたばこ、お酒、カフェインは、出産後の母乳にも影響を及ぼすため、授乳期間中も気をつけて生活します。長い人なら2年以上の我慢生活を送ることになるため、いまから妊娠中でもストレスが発散できる方法をママと一緒に探しておくといいでしょう。私の場合は、散歩やカラオケ、映画とドラマの一気見、アロマキャンドルなどがとてもいいストレス発散方法でした! ぜひママと試してみてくださいね。

次回、第4回ではパパが知る機会の少ない産院と妊婦検診についてお話しします。

【参考文献】

※『最新! 初めての妊娠・出産新百科mini 』|株式会社ベネッセコーポレーション2021年刊

監修

ゆう助産院 今井智圭子院長

母子のことを第一に考え、自然なお産、楽しい育児を全力でサポート!がモットーの助産院。

明るくアットホームな環境で、頼りになる助産師が、妊産婦さんの心に寄り添って応援してくれます。

妊娠出産育児 | ゆう助産院 | Higashiosaka (youjosanin.com)

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