マタニティマークを付けている人を見かけたら
普段の生活で公共交通機関を利用するパパは、ママ以外にもマタニティマークを付けている妊産婦を見かけることもありますよね。また職場の同僚にもいるかもしれません。しかしそんな時、どのような配慮をしたらいいのか迷ってしまうパパも多いと聞きます。マタニティマーク活動の中で、厚生労働省が推奨している行動は以下の通りです。
- 体調の悪そうな妊婦さんに気づいたら声をかけましょう
- 電車やバスなどで妊婦さんに席を譲りましょう
- 妊婦さんの近くでは喫煙をやめましょう
妊産婦だからと言って大袈裟な配慮を求めているわけではないので、存在を気にかけることが大切ではないかと思います。体調が悪くないか、お腹を圧迫するような状況にないかなど、少し気にするだけでもできる配慮が見つかるかもしれません。
ここまでマタニティマークの意義や使い方、注意点をまとめてきましたが、簡単に振り返ってみましょう。
- マタニティマークは妊産婦の健康を守りよりよい環境を作るのが目的
- 緊急時に妊婦であることを素早く知らせて周囲の助けを得るために有効
- マタニティマークがトラブルの原因になることもある
- 必要な時以外は提示しない、できるだけママ1人で行動させないことで安全を確保
- マタニティマークを付けている妊婦さんを見かけたら優しく見守ることが大切
さまざまな意見があるマタニティマークですが、基本的にはサポートしたい気持ちでいてくれる人が大半です。しかし一部にはネガティブなイメージを持っている人もいるので、【どんなときに提示するか】【どこに付けるか】など、パパ・ママでマタニティマークの使い方を決めておくといいでしょう。トラブルに遭うことが多いのは、ママが1人の時や女性ばかりの少人数で行動した時ですから、できるだけパパが一緒に行動することでトラブル回避に繋がります。
そして、ママ以外の妊婦さんも優しい気持ちで見守ることで、妊産婦が健康で安全に過ごせる環境づくりのサポートに繋がりますから、マタニティマークを付けた人を見かけたら気にかけるようにしてくださいね。