子どもに食事のマナーが身につく「我が家のマナー」の作り方~パパと幼児の楽しい食事講座 #7~

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子どもに食事のマナーが身につく「我が家のマナー」の作り方~パパと幼児の楽しい食事講座 #7~

hyamama

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2歳と4歳の子どものママ。夫は31歳で転職を経験。 転職活動に仕事に育児と、毎日忙しいパパを応援したいと思い、家事・育児に関する記事やママについての記事を書いています。 一緒に子育ての悩みや夫婦の悩みを解消していきましょう。

成長に合わせたアップデートで取り入れたいマナー

先ほどもお話ししましたが、この方法では成長に合わせてマナーもアップデートしていくのが重要です。とくに小学校に入学すると、それまで保育園や幼稚園では許されていた食べ方でもマナーが悪いと指摘され、恥ずかしい思いをすることもあります。子ども同士でも、お互いの食事のマナーを見てどのような関係を築くべきかを判断する場合があるので、小学校入学までに「我が家のマナー」には、次の項目を加えるのがおすすめです。

  • 食事の前に手を洗う
  • 食事の時はテレビを消す
  • お箸でご飯を食べる
  • 「いただきます」と「ごちそうさま」を言う
  • 自分が使った食器は自分で片付ける
  • 食事中はうろうろしない
  • 食べ物が口の中に残っている時は話さない

最初は学校給食の時間と同じ環境を作るため「食事の時間はテレビを消す」だけでも大丈夫です。簡単にはじめられるマナーを日常的にできるようになってきたら他のマナーにも挑戦していき、小学校入学前には「お箸でご飯を食べる」の項目も取り入れていきましょう。

「我が家のマナー」はパパ・ママが迷わなくなる道標

子どもにゼロから食事のマナーを教えていく中で、「これは教えるべき?」「これはまだ早い?」と迷うことがたくさんありますよね。でも、明確に「我が家のマナー」を決めておけば、大人がどう説明をすればいいかと悩むことが減ります。どうしてその行動は行儀が悪いのか伝える際には、「家族で決めたことだから」と言えば、子どもも受け入れやすくなるでしょう。何より、「社会ではそう決まっているから」というよりも心に響きます。子育ての悩みは絶えませんが、「我が家のマナー」という道標を活用して、食事のマナーを身につけられるように導いていきましょう。

次回は、幼児がご飯を食べてくれないときに、パパができる対処法を紹介します。

【参考文献】
※『「非認知能力」の育て方 心の強い幸せな子になる0~10歳の家庭教育』|株式会社小学館2018年刊

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