男性のための育児休暇|新米パパが知っておくべき育児休業取得の仕組み

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男性のための育児休暇|新米パパが知っておくべき育児休業取得の仕組み

issey

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オウンドメディアのライター歴10年。 「難しいことを、わかりやすく」をモットーにしています。 人材コンサルタントとしての経験もあり。 元キャリアアドバイザーとしての視点を活かした情報を発信していきます。

男性のための育休でパパが考えるべきこと

厚生労働省の雇用均等基本調査(令和2年)で、男性の育児休業取得率は12.65%(前年より5.17ポイント上昇)であることが公表されました。

(参照:厚生労働省・令和2年度雇用均等基本調査

今までは1割以下の水準で低迷していたため、過去最高の取得率を記録しています。なお、政府は2025年度に30%を目標しており、男性の育児取得を促進する動きは、これから加速していくと予想されます。ここでパパが考えておくべきは、2点あります。会社・収入のことと家庭のことです。会社・収入については、まず現在担当している仕事をどうするかという点です。上司や同僚、部下の理解を得られるかがポイントになります。また、休暇を取得できても、収入が大幅に減少すれば安心して生活することはできません安心して育児に専念できるように、仕事をどうするのか、給与がどうなるのか会社と話し合っておきましょう。

また、家庭に関しては、パパとして育休中になにをしたいのか整理しておくことです。内閣府の「少子化社会に関する国際意識調査」では、「育児の中で、妻よりも夫の方が主に行ってほしいこと」として、以下が上位にランクインしています。

「散歩など、屋外へ遊びに連れて行く」(52.8%)

「家の中で、話や遊び相手をする」(51.9%)

「入浴させる」(47.3%)

(参照:内閣府・令和2年度「少子化社会に関する国際意識調査」報告書(概要版))

ママと協力したいこと、パパが担当することを考えて、家庭内で話し合っておくと、スムーズに育休生活を送ることができます。

育休はどう過ごすかが大切

男性のための育休として、新しい「育休制度」を中心に紹介しました。せっかく取得する育休を活用して、ママのサポートや子育ての勉強などに、積極的に時間を使ってみましょう。例えば買い物や掃除、洗濯、食器洗い、おむつ替え、ミルク、寝かしつけ、入浴などが挙げられます。慣れるまでは、睡眠時間をとるのも一苦労です。生後3ヶ月くらいまでは、赤ちゃんが寝たり起きたりを繰り返すので、夫婦でしっかり協力し合うことが大切です。また、本格的な子育てのために中長期的な準備もしておきましょう。子供用のベビーベッドや家具、食器、衣服、日用品雑貨はリストアップして購入しておくと、後々楽ですよ。育休中に、保育園の見学に行く方も少なくありません。

本文で説明した通り、男性がより育休を取得しやすい社会が到来します。その中で、パパとしては育児中に、どう子育てに関わっていくの、夫婦関係を築いていくのかが大切です。ママに任せっきり、自分のやりたいように過ごすのでは、取得した育休の意味がありません。育児は、人生における貴重な体験です。また、育休は時間が限られています。あっという間に過ぎてしまうので、有意義な過ごし方を計画しておきましょう。

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