洗濯、最大の疑問。柔軟剤って必要?
洗濯が苦手な夫に話を聞いたところ、「なんかいろいろ入れてるけど、どれがなんだかよくわからない」という答えが返ってきました。その中でもいちばん意味がわからないのが、柔軟剤とのこと。
液体やジェルタイプの洗剤にはすでに柔軟成分が配合されていることも多く、さらに重ねて柔軟剤を入れる意味なんてあるの?と疑問に感じるパパも多いのではないでしょうか。そこでここでは、柔軟剤の役割をまとめてみました。
柔軟剤の役割
柔軟剤の最大の役割は、衣類をより柔らかくフワフワに仕上げることけだと思っているパパもいるようですが、実はそれだけではないんですよ。
- 消臭・防臭効果
- 静電気・花粉を防ぐ効果
- 速乾作用
- 衣類の保護
柔軟剤には洗浄力がないため洗濯には不要だとする人もいますが、上記のように日々の暮らしに役立つ効果を衣類に与えてくれます。
柔軟剤入り洗剤でも柔軟剤は必要?
最近の液体やジェルタイプの洗剤は、柔軟成分が配合されているものがとても増えています。この場合、重ねて柔軟剤を使用するかどうかは家庭ごとに差があるようです。我が家は気に入った香りの柔軟剤があるため重ねて柔軟剤を使っていますが、『面倒だから』『節約のために』といった観点で柔軟剤を使用していない友人もいます。
- メーカーが違う柔軟剤を使うと効果が薄れるのでは?
- 洗剤と柔軟剤どちらも香り付きだと変なニオイになるのでは?
こんな意見も耳にしますが、柔軟剤入り洗剤と柔軟剤は併用OKです。柔軟剤の方が後から投入されるため、効果が強く出る傾向がありますが、洗剤と柔軟剤の香りは混ざりあってしまいます。そのためパッケージ通りの香りにはならないのですが、ママたちはその組み合わせも楽しみながら洗濯しているんですよ。
ポイントを押さえてキレイに洗濯しましょう
汚れをしっかり落として衣類をキレイに仕上げるポイントをお伝えしてきたので、要点をおさらいしておきましょう。
- 洗濯機の7割程度の量で洗濯するのが最適
- 衣類を傷つけないために洗濯ネットを活用
- 日常の洗濯には液体洗剤がおすすめ
- 柔軟剤にはあるとうれしい効果がたくさん!
子どものいる家庭では、食べこぼしや砂、泥の汚れがついた衣類を洗うことが増えて、自分の衣類とは違った洗い方に戸惑うことがあるかもしれません。最初のうちは、衣類を洗濯機に入れる際に『洗剤を直接塗布した方がよい汚れはないか?』『衣類を傷つけるような付属品のある衣類はないか?』といったように、ひとつひとつ確認しながら慣れていってくださいね。
今回のポイントを踏まえてキレイに洗い上げたら、次は洗濯物を干し、乾いた衣類をたたむ工程です。第3回は、そのコツをお伝えしますのでお楽しみに。