パパは理解してる!?ゴミ出しルールとマナーを守ったクリーンな過ごし方

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パパは理解してる!?ゴミ出しルールとマナーを守ったクリーンな過ごし方

ヒヤマココロ

ヒヤマココロ

小学生と保育園児を育てるワーママ。家事・育児・仕事を両立させる大変さを知っているからこそ、パパとママの家事育児バランスを考えた記事づくりを目指しています。子どもの幸せを叶えるためにも、身近な問題からひとつずつ一緒に解決していきましょう。

玄関に用意されたゴミ袋を出すだけが『ゴミ出し』と思っているパパが多いようですが、それは大きな間違いです。『ゴミ出し』とは名もなき家事の集合体で、家族全員が関わる家事になるのです。今回は、おうちで発生するゴミの扱い方や、集積所へ出すまでの流れ、子どもと一緒に取り組みたいゴミの分別まで、詳しく紹介します。

パパ自身の『ゴミ出し』に対する考えを深め、家庭みんなが過ごしやすいおうちづくりを目指しましょう。

捨てるだけじゃない!『ゴミ出し』の全体像を把握しよう

『ゴミ出し』の目的とは、おうちの中で発生したゴミを集め、分別し、ゴミ集積所へ送り出すことで、パパもその点はもちろん理解していますよね。しかし、そのために、いくつもの手順や適切な捨て方など、パパが気づいていない名もなき家事が驚くほど集まっているのです。まずは、『ゴミ出し』の全体像を把握するためにも、一連の工程をチェックしていきましょう。

ゴミ箱を設置する

パパは、家のなかにどんなゴミ箱があるか知っていますか?ゴミ出しとは、まずおうちにゴミ箱を設置することから始まります。置く場所はもちろん、大きさなど、ゴミ箱を戦略的に設置することが、ゴミ出しのスムーズ化につながるのです。

以下を参考に、ゴミ箱があると便利な場所を考えてみましょう。

  • キッチン(生ごみ・可燃・不燃・資源)
  • リビング・各部屋
  • 脱衣所
  • 洗面台
  • トイレ

水回り周辺はゴミが出やすいため、ゴミ箱を設置しておくのがおすすめです。家事導線や生活スタイルを考え、定期的に数や設置場所の見直しをしてみてください。

ゴミ箱のメインとサブを考える

設置場所が決まれば、つぎは各ゴミ箱の役割を押さえておきましょう。ゴミ箱にはメインとサブがあり、それぞれ使い分けることで家事全般がスムーズになります。

ポイント

メイン・・・おうちのキッチン周りに置き、家族全員が使う大型収集所
サブ・・・ゴミが出やすい場所を考え、ポイントで置く補助的存在

この場合、メインのゴミ箱は、家庭内でもっとも出る量が多い『可燃ゴミ』を捨てる場所と考えるのがよいでしょう。サブのゴミ箱は、出るゴミの量に応じて大きさを変えてみてください。

ゴミ箱の大きさと形状を決める

ゴミ箱の設置場所、メインとサブの使い分けを押さえたら、次はゴミ箱の大きさや形状を決めましょう。以下の表を参考にしながら、どんなゴミ箱があれば快適に過ごせるのかイメージしてみてください。

使用者 容量 特徴
可燃ゴミ(メイン) 家族 45L前後 ふた有・ペダル開閉
各種資源ゴミ 家族 20~30L 分別しやすさ重視
リビング・各部屋 家族・来客 5L前後 シンプル・部屋になじむ
キッチン(生ゴミ) パパ・ママ ~2L ふた無・小型
脱衣所 家族 5L前後 使いやすさ重視
洗面台 家族・来客 ~2L シンプル・部屋になじむ
トイレ 家族・来客 3L前後 ふた有・密閉

ゴミ箱は、設置場所使用者捨てる物を考えてみると、容量や形状が決めやすくなります。例えば、来客が使用したり、目につきやすい場所に設置したりする場合、インテリアに馴染むシンプルなタイプを選ぶのがおすすめです。また、生ゴミ用はふた無しタイプにしておけば、手が濡れていても捨てやすいですよね。ゴミの溜まり具合も分かりやすいため、小まめに袋を交換して清潔に保てるのもポイントです。

もし設置場所を屋外にするのであれば、素材の強度密閉の必要性も考えたほうがよいでしょう。あらかじめ使うときの様子をイメージできていると、ゴミ箱選びの失敗を防げます。

ゴミ出しに使うアイテムを収納する

ゴミ袋といったゴミ出しに使うアイテムは、ゴミ箱の近くに収納しておきましょう。ゴミ袋は在庫管理がしやすいようにラベルを貼ったり、取り出しやすいよう収納を工夫したりするのもおすすめです。

もし収納場所に困るようであれば、直接ゴミ箱のなかに入れてしまい、その上にゴミ袋をかけておく方法もあります。他にも、段ボールや雑紙をまとめるハサミや紐、スプレー缶に穴を開ける器具など、ゴミ出しのわずらわしさを解消できるよう工夫しておくことが大切です。

ゴミをまとめる

ゴミ出しの日に合わせて、家中のゴミをまとめます。タイミングは各自治体や住まいによって異なるので、決められた曜日に指定場所へ出せるよう準備しておきましょう。

マンションであれば、24時間ゴミを捨てられる集積所が設けられている場合もあります。とはいえ、頻繁に捨てに行くのは時間のムダなので「可燃ゴミが溜まったら」など、家庭内でルールを決めておくのがよいでしょう。

ゴミ出し

工程の最後にくるのが、ゴミを出す作業です。膨らんだゴミ袋はギュッと押して空気を抜き、なるべく小さくしておきましょう。また、袋の口をきちんと結び、中身が飛び出ないようにするのもマナーです。自治体によっては、ゴミ出しの時間帯が決まっている場合もあります。集積所周辺に住む人の迷惑にならないよう配慮することも大切です。

ゴミ出しが名もなき家事の集合体であることに気がつきましたでしょうか。パパができる作業は、最後のゴミを出すこと以外にもたくさんあります。家事を効率化させるにはどうしたらいいか、ママと話し合ってみるのがおすすめです。続けて、ゴミ出しをさらにスムーズ化させるための分別について紹介します。

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