パパが妊婦検診に付き添うメリット
付き添いで気をつけたいことについては前述しましたが、気にすることが多くて付き添うのが嫌になっていませんか?もしそのように感じたなら、早まらないでください。わたしは、パパが付き添えるなら毎回付き添った方がいいと考えています。なぜなら、一緒に妊婦検診を受けることで得られるメリットがかなり大きいと感じるからです。そのメリットについてまとめていきます。
親としての自覚・覚悟が生まれるパパが多い
妊婦検診で楽しみなのがエコーですよね。初診では丸だけの画像だった我が子が、出産間近では顔の表情もハッキリわかるほどに成長します。現在はエコーの映像記録をDVDで残せる産婦人科もありますが、妊婦検診で一緒にエコーを見ることでパパとママの記憶に深く残ります。写真で切り取っただけではわからない動きなどを一緒に見守ることで、子どもに対しての愛情を育むことができると同時に、親としての自覚や覚悟も生まれてくるのです。
子どもの成長を余すことなくママと共有できる
一緒に妊婦検診に付き添うことで、エコー写真やママからの報告だけで感じる子どもの成長だけでなく、パパとママが同じ映像を見てそれぞれが2人の子どもとしての想いを共有できます。パパが妊婦検診に付き添ってくれてよかったと考えるママは、検診後のパパが「家事や上の子の育児に対しての積極的にサポートしてくれるようになった」と感じているようで、パパの心の変化からもさまざまなメリットが得られているようです。
医師・看護師からの助言を直接聞ける
妊婦検診では医師・看護師からママの健康について注意やアドバイスを受けることがあります。このときに、パパが気をつけてあげてほしいことを一緒にアドバイスしてくれることもあるので、妊娠期間を共に乗り切るための大きな助けになります。よく聞く話として、ママへの配慮について本人から説明しても、パパになかなか理解してもらえなくて悩んでしまうという声があります。しかし、医師・看護師からのアドバイスを一緒に聞くことは、パパの理解が得やすいというママ側のメリットにもなってきます。
パパが一緒にいるだけでママはとても安心する
妊娠しているママは、通院途中に予期せぬ体調不良に見舞われる可能性もあるので、1人だと不安で不安で仕方ないのですが、パパが隣にいるだけでとても安心できるのです。妊娠初期の場合はふとしたニオイでつわりが発動することもありますし、妊娠中に起こりやすい貧血ではそのまま倒れてしまうこともあるので侮れません。ママが望む場合は、仕事などの調整をつけて可能な限り付き添ってあげましょう。
周りへの配慮を忘れずママをサポートしよう
ここまで、妊婦検診への付き添いについてさまざまな角度からお話してきましたので、その内容をまとめ直しておきましょう。
付き添いでの注意点とメリット
- 近年は妊婦検診に付き添うパパが増えている
- 検診への付き添いは必須ではないがパパがいるとママは安心できる
- 病院によって対応が異なるので付き添う際は必ず確認を取る
- 待合室ではママ以外の妊婦さん・患者さんへの配慮を忘れない
- 検診への付き添いは親としての自覚や覚悟が生まれやすい
- ママと情報共有できるとママにとっても大きなメリットがある
妊婦検診の付き添いや、出産時の付き添い・お見舞いなどでしかあまり立ち入らない産婦人科。パパ自身も、ちょっと入りにくいと感じているかもしれません。しかし、少しの配慮さえあれば、有意義な妊婦検診にできるのです。実際に付き添っているパパを見かけることも非常に多かったですし、主人も付き添えるなら付き添いたかったといまだに言っていますから、チャンスのあるパパはあとあと後悔しない行動を取っていただきたいと思います。
パパが妊婦検診に付き添ってくれるだけでママはうれしいもの。子どもの発育に関心があることが伝わってくると、一緒に子育てしている未来が想像でき安心するのです。妊婦検診を子育ての第一歩として捉え、積極的に子育てに関わる未来を想像しながら妊娠中のママのをサポートをしていただけたらうれしいです。