楽しかった家族団欒の食事タイム!でも後片付けはママだけに任せていませんか?食事の後片付けを担うパパも増えてきていますが、ママからはもっとていねいに、効率よく、テキパキとやってほしいという声も多く聞こえてきます。
そこで食器洗いや後片付けの基本から、パパがよくやってしまう失敗の対策、より手際よくするためのコツなどを紹介します。
まずはテーブル周りをきれいにする
小さい子どもがいる家庭では、食後は子どもの食べこぼしが床やテーブルに散乱しています。まずは食べこぼしをとってテーブル周りをきれいにします。
床の食べこぼし対策にはあらかじめ新聞紙やビニールシートを敷いておくと便利!
テーブルや椅子は古布やウエットティッシュで拭きとってきれいにしましょう。
次にテーブルの上の食器を一気にキッチンへ移動します。お客が帰った後のレストランのように、テーブルの上のものをいったんすべてキッチンに運びます。この時、他のお皿に汚れを移してしまわないように、お皿は重ねないようにして運びましょう。
食器の油や汚れはあらかじめキッチンペーパーや古布、新聞紙、ヘラなどでふき取っておくのが効率的!
醤油やドレッシングなどの調味料もすべてキッチンへ移し、テーブルをふきんでキレイに拭いてまずはリビングをスッキリさせます。これでリビングとキッチンを行ったり来たりすることなく食器洗いに集中することができます。いよいよ食器洗いをスタートです。
食器を洗う順番
小さい子どもは食後に眠くなってしまう事があります。食べながら寝てしまう、なんてこともよくありますね。
片付けに寝かしつけにと大忙しで猫の手も借りたいところですが、「食器洗いをパパに任せることができない」というママの不満の声が意外と多いのです。
◆夫が手伝ってくれる時もありますが、油汚れがとれていないのであとで私が二度洗いする手間が…。もっと上手になってくれたらと思います。
ひと手間だけでもやってほしい
未就学児のママ
◆水につけておく、などのちょっとした手間を面倒くさがります。結果、洗う時にすごく時間がかかってしまうことに。
手早く無駄なく食器洗いをするためのコツと手順をマスターしましょう。
食器を洗う順番
- 汚れの少ない皿やサラダボウルなど水洗いできるものから洗う
- コップやグラスを洗剤を使って洗う
- お茶碗や味噌汁椀などを洗う
- 油汚れのついた食器を洗う
汚れの少ないものから洗う
はじめに洗剤が必要ない、汚れの少ない皿やサラダボウルなどをさっと洗っていきます。
蛇口の下に茶碗を入れた洗い桶を置いて、すすぎのお湯を受けておくと次に洗う食器の汚れがとれやすくなります!
食器は水につけておいた方が汚れがとれやすく、特にお茶碗についた米粒は時間が経つと固まるので、必ず水につけておきましょう。米のでんぷん成分が乾燥してカチカチになってしまうので炊飯器の釜を洗う時も水をはってつけておくようにしましょう。
パスタやうどん、野菜などを茹でたお湯を使うと汚れがとれやすいので、調理後のお湯があればに残しておく!
水洗いで済む食器類を洗い終わってから、コップやグラスを洗剤で洗います。まずスポンジを水で濡らして絞ります。乾いたスポンジだと食器用洗剤がなじみにくいからです。
食器用洗剤をつけたら、スポンジを揉んで洗剤をじゅうぶんに泡だたせます。コップやグラスは、水道水に含まれたカルシウム成分や水垢のせいで油汚れや曇りが残りやすいので、柔らかいスポンジで底までしっかり洗います。洗ったコップ・グラスは他の食器と重ねると割れやすく危険なので、別のザルに入れるかふきんで拭いて先に棚に収納しておくと安心です。コップやグラスは洗ったらなるべく早く水分を拭きとって乾かしておきましょう。
柔らかい布に大さじ1杯の米酢をしみ込ませてグラスを拭いてから水ですすぐと水垢がとれてピカピカに!
水100mlにクエン酸小さじ1杯を溶かしたクエン酸水で拭きとるのもキレイになります!
次にお茶碗や味噌汁椀、煮物の皿など比較的汚れの軽い食器を洗っていきます。
先にお水やお湯につけていれば汚れがとれやすくなっているので、洗剤をつけていなくても、スポンジでさっと洗えばきれいになりますよ。
次にパスタソースやカレー、肉料理や焼き魚などで使った油汚れの強い食器を洗います。スポンジが泡立たなくなってきたら、食器用洗剤をつけ加えてしっかりと揉み込みましょう。
やってくれたのに二度手間…
７ヶ月の赤ちゃんのママ