編集部に届いたパパキャリ世代のパパからの育児に対する悩みや疑問にズバッとお答えする当コーナー。元・保育士で、2児のママでもある「みうママ」が豊富な経験と知見、そして他にはないユニークな発想でパパに的確なアドバイスをお届けします。パパにとって目からウロコの解決策がみつかりますよ。今回は、6歳の女の子を持つパパと3歳の女の子を持つパパからの相談です。
相談(1)「娘のオネショが治らず心配です」
6歳の女の子のパパ(37歳)から
来年に小学校入学を控えた娘がいるのですが、なかなかオネショが治りません。夜、寝る前にトイレに連れて行けば普段は大丈夫なのですが、お風呂上りに 水分を摂り過ぎた日は漏らしてしまいます。オネショは、自然に治るまで 子どもの成長を待つしかないのでしょうか?また、今は夜用オムツを使っていますが 小学校前には卒業したほうが良いでしょうか?
みうママからのアドバイス
なかなか人には話しづらいご相談をありがとうございます。オネショについては、子どもも親も恥ずかしいと思うようで、なかなか相談できず困っている人が多くいます。でも日中の排泄で問題を感じることがなければ、無理に小学生になる前に治そうと焦る必要はありません。しかし学年が上がるにつれて宿泊学習など心配になる行事も出て来ますし、家族で旅行に行くこともあるでしょう。そんな時にオネショが不安で楽しめない…とならないようにしてあげたいですよね。
基本的には穏やかに見守るスタイルで問題ないと思います。何よりも子ども自身が恥ずかしさや罪悪感を感じて傷付いていることもあるので決して怒らず、夜に水分や塩分ををとり過ぎないようにしたり、夜中に一度起こしてお手洗いへ行くなどのサポートをしてあげましょう。特にこれからの季節はエアコンの温度を下げすぎないことも大切です。
今回の女の子の場合は寝る前にちゃんとトイレに行ったり水分を取り過ぎなければ大丈夫ということなので心配はないと思いますが、万が一、2~3年生になってもオネショが続くようであれば、一度病院に相談してみてください。
生活習慣を改善しても治らない場合は膀胱の機能などに問題がある可能性もあるので注意してくださいね。検査して何もなければ安心できますし、何かあれば早期の治療や対策が可能になるので、病院で気軽に相談してみましょう。
そしてパパ・ママも子どもと笑顔で向き合えるよう、オネショ用シーツやオムツを上手に活用して洗濯などのストレスを軽減していきましょう。何よりもお子さんの気持ちを一番に考えてあげれる素敵なパパ・ママでいてくださいね。
相談(2)「娘との遊びが上手く出来ず困ってます」
3歳の女の子のパパ(33歳)から
娘と過ごす休日に、どんな遊びを一緒にすれば良いか分からず、結局、アニメを観せたりしています。娘が好きな「おままごと」や「お人形遊び」などに頑張って 付き合ってみても、どのようなセリフを言えば良いか悩んでいるうちに娘が飽きて しまい長続きしません。娘と家で楽しく遊ぶ方法はありませんか?
みうママからのアドバイス
子ども…特に異性のお子さんと遊ぶのが難しい!と感じるパパが多いみたいですね。自分が子どもの頃に経験してこなかった「遊び」はどうしていいかわからない?と考えてしまいがちですが、そんなに難しく考えなくても大丈夫です。「おままごと」や「お人形遊び」…少し視点を変えて考えてみたら、パパが遊んできた「戦隊ごっこ」や「ロボット遊び」などと似ていませんか?
遊びでも、個人の特徴でも、男女で分けて考えてしまう人が多いようですが、子ども達はそんなことは気にせず、思うように自由に「遊び」をしていますよ。同じ「ごっこ遊び」でも、ロボットが好きなタイプもいれば、パパ・ママの真似をしてみたい子もいるというだけです。場合によっては「おままごと」に、いきなり悪者やヒーローが現れたりすることもありますから(笑)
“もっとこんなセリフの方が良いのかな?”などと考えず、パパも「役」になりきってシンプルに楽しんでみてはどうでしょうか?遊んであげるという意識ではなく、一緒に楽しむという感覚はとても大切です。遊ぶ時はパパも大人でなくてもいいのです。もちろん安全面にはしっかり配慮するのは当たり前ですが…。
アニメも観せるのではなく、一緒に観ていると様々なキャラクターがそれぞれ個性的なセリフを話しているのに気づくと思います。お子さんが好きなキャラクターの真似したり、アニメの中のセリフを使ってみるなど、パパ自身も遊び心を発揮してみましょう。
また普段のお子さんの行動や話し方を意識して、その真似したり駄々っ子になってみるのも面白いかもしれませんね。自分を客観的に見た時にどんな反応をするのか気になりませんか?次は、子どもが○○したら同じような○○をしてみようかな?などを日常生活の中にも取り入れて行くと更に楽しいと思います。
子どもに合わせるだけでなく、自分の得意な「遊び」に誘ってみるのもいいかもしれません。さあ、パパも大きな子どもになって、みんなで遊びましょう!
みうママからのアドバイス、いかがでしたでしょうか?もちろん皆さんいろいろな考え方があるでしょうから、反論も大歓迎です!ここでは質問に答えるだけでなく、たくさんの意見を聞かせていただき、私自身も考えるきっかけにして行けたらと思っています。ぜひよろしくお願いいたします。
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採用された投稿には当コーナーにて、元・保育士で、2児のママでもある“みうママ”が豊富な経験と知見、そして他にないユニークな発想で的確なアドバイスをお届けします。
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