育児に関する悩みや疑問にズバッとお答え♫パパのための『みうママ相談室』Vol.4

miumama

miumama

あなたの笑顔の時間が好き。愛情いっぱい、好奇心いっぱい、食欲もいーぱっいの“みうママ”。演劇に司会から歌の世界、そしてイラスト制作まで、多彩なキャラクターで躍動する2児のママ。「パパキャリ」では、元保育士の経験と知見を活かし、「子どもに贈りたい珠玉の絵本」と「みうママ相談室」を担当中。令和を代表する輝くママの一人♫

編集部に届いたパパキャリ世代のパパからの育児に対する悩みや疑問にズバッとお答えする当コーナー。元・保育士で、2児のママでもある「みうママ」が豊富な経験と知見、そして他にはないユニークな発想でパパに的確なアドバイスをお届けします。パパにとって目からウロコの解決策がみつかりますよ。今回は、3歳の女の子を持つパパと2歳の男の子を持つパパからの相談です。

相談(1)「娘の抱っこにママからNGを言われてます」

3歳の女の子のパパ(33歳)から

甘えん坊の娘は、何かあるとスグに「パパ、抱っこ、抱っこ」と言いながら両手を広げて、抱っこをオネダリしてきます。私は思わずキュンとして抱っこを していますが、先日、ママから「もうすぐ幼稚園に入園だから、そろそろ 抱っこは卒業させないと」と釘を刺されました。私は可愛くてしかたがない娘に パパからの愛情表現のひとつとして抱っこを続けたいのですが、娘の成長のためには ママが言うように抱っこはやめた方が良いのでしょうか?

みうママからのアドバイス

まずは娘さんが可愛くて仕方がないというパパさんからのご相談、とっても素敵ですね。幼稚園の中のことはきっちり先生がやってくれますから、そこは心配せず、抱っこできる時はたくさんしてあげて欲しいと思いますが、ママの言うことも一理あるように感じます。抱き癖がつくから…という言葉、みなさんも聞いた事がありませんか?抱っこしすぎると癖になって、しない限り泣き止まなくなったりする!と昔から言われているのです。

しかし最近では、この考え方は主流ではありません。むしろたくさん抱っこしてもらうことで安心感や信頼感が生まれ親子のより良い関係が築けるとされています。私もそう思いますし、抱っこできるのは限られた時間だけなので、目一杯、抱っこしたり甘えさせてあげましょう。きっとママもそんな気持ちを持っているはずですが、祖父母や周りの友人から抱き癖論を何度も言われて、そうするしかない状態になっている可能性もあります。

また毎日を忙しく過ごしているママは、「抱っこしてあげたくても出来ない」という環境にあります。お買い物や保育園の送り迎えで大きな荷物を持っていたり、炊事から洗濯、掃除など多くの家事をこなしているのです。そんな状態の中で、自分ができないことをパパがしているのを見て悲しく感じたり、悔しい気持ちになって思わず「やめて!」と声に出してしまうことも考えられます。

平日は仕事に追われて子育てや家事をママに任せっぱなしのパパが、自身の休みの日だけ子どもを構って猫可愛がりのようになっていませんか?子どもへの愛情表現は可愛がったり抱っこすることだけではありません。時には厳しい顔を見せたり、説得して諦めることを教えるシーンも必要ですよ。毎日の子育てには、オムツ替えやお風呂、食事などのお世話が当然ありますし、すべて笑顔で接することは難しいと感じる場面が出てきます。そうした子育ての大変な時にこそ、パパに協力して欲しいとママは願っているのです。

毎日ほんとに頑張っているママを否定するような行動をしたり、子育ての美味しいところだけ参加して…腹が立つ!というママの愚痴をよく聞くことがります。「抱っこはダメ!」というママの言葉だけでなくその奥にあるパートナーの本音を聞き出してあげるパパになってくれたら嬉しいです。そしてお互いの気持ちを分かりあったパパ・ママで、しっかりとお子さんに愛情を注いであげてくださいね。

相談(2)「駄々をこねる子どもに困ってます」

2歳の男の子のパパ(30歳)から

子どもと一緒にコンビニやスーパーに行くと、必ず何かを買ってあげないと泣き叫び買い物どころではなくなってしまいます。仕方なく、いつもお菓子を買ってあげますが 家に帰ると、「甘やかさないで!」とママから怒られてしまいます。泣かれても 駄々をこねられても、簡単にはお菓子などを買い与えない方が良いのでしょうか?

みうママからのアドバイス

続いてお買い物シーンでのお悩み、こちらも1つ目の質問と通じるところがありますね。子どもが泣き叫んだり、騒いだりして、買い物中に落ち着いて見てられないという状況は頻繁に起こります。私の子どもも甥っ子もみんな通ってきた道です。この質問を寄せてくれたパパは日常的に一緒にお買い物しているのかは分からないのですが、毎日、スーパーに行く度この繰り返しをしている…と想像してみてください。限られた予算の中、節約しつつお買い物しているのに、いつもお菓子を買って与えないと落ち着いて買い物できないというのはちょっと困りますよね。

ママは、そのような状況でも、なだめたり抱っこをしたり、またカートに乗せるなど工夫をして、なんとかお買い物をしているんですよ。とりあえずお菓子買ってあげたら黙るし…と済ませてしまうことは簡単なことなのですが、それでは日々苦労しているママが報われない気持ちになってしまいます。パパは買ってくれるのに!なんて言われた日には怒り爆発ではないでしょうか?それに子どもは賢いです。こうしたら買ってくれると学習します。なのでパパと買い物に行ったら泣けば買ってもらえるってもう思っているかもしれません。

うちの息子は幼い頃ガチャガチャが大好きでした。ママに言ってもたまにしかさせてくれないけれど、私の妹が一緒にいる時はいくらでも遊ばせてくれるのが分かっているので、いつもガチャガチャの前で妹の名前を呼んでいました(笑)もちろん度が過ぎるとママに叱られることになるのですが。

もしママとのお買い物で我慢できているのだとしたら…パパはこうしたら買ってくれるもんねーって思われてるのかもしれませんよ。普段はどうやって我慢させているのか、ママの工夫を教えてもらって、パパも甘やかしてばかりじゃないぞ!という姿勢をしっかりと子どもに見せてあげてくださいね!そして何かを買って与えるという方法以外の愛情の示し方をたくさん届けてあげてくれたら嬉しいです。

みうママからのアドバイス、いかがでしたでしょうか?もちろん皆さんいろいろな考え方があるでしょうから、反論も大歓迎です!ここでは質問に答えるだけでなく、たくさんの意見を聞かせていただき、私自身も考えるきっかけにして行けたらと思っています。ぜひよろしくお願いいたします。

 

育児に関するパパの悩みや疑問を編集部までお送りください。

採用された投稿には当コーナーにて、元・保育士で、2児のママでもある“みうママ”が豊富な経験と知見、そして他にないユニークな発想で的確なアドバイスをお届けします。
またご意見・ご感想もお待ちしております。
下記フォームからお送りください。

https://forms.gle/APCaneK3XdRybsrEA

-HOT, 育児・子育て
-, , , , ,