育児に関する悩みや疑問にズバッとお答え♫パパのための『みうママ相談室』Vol.31

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育児に関する悩みや疑問にズバッとお答え♫パパのための『みうママ相談室』Vol.31

miumama

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あなたの笑顔の時間が好き。愛情いっぱい、好奇心いっぱい、食欲もいーぱっいの“みうママ”。演劇に司会から歌の世界、そしてイラスト制作まで、多彩なキャラクターで躍動する2児のママ。「パパキャリ」では、元保育士の経験と知見を活かし、「子どもに贈りたい珠玉の絵本」と「みうママ相談室」を担当中。令和を代表する輝くママの一人♫

編集部に届いたパパキャリ世代のパパからの育児に対する悩みや疑問にズバッとお答えする当コーナー。元・保育士で、2児のママでもある「みうママ」が豊富な経験と知見、そして他にはないユニークな発想でパパに的確なアドバイスをお届けします。パパにとって目からウロコの解決策がみつかりますよ。今回は、7歳の女の子を持つパパと、5歳の男の子を持つパパからの相談です。では「みうママ」、お願いします。

相談(1)「お手伝いで報酬を渡すの賛成?反対?」

7歳の女の子と5歳の男の子のパパ(37歳)から

今春、長女が小学校に入学したのを機会に、子どもにもお金の大切さを教えようと、お手伝いをした際に、100円とか200円を渡しています。「お金は働いて得るもの」という意識を子どもの頃から身につけさせようとの考えからです。ママは、まだ早いのでは?逆に何でも見返りを求めるようになるのでは?と反対の意見です。みうママ先生のご意見を聞かせてください。

みうママからのアドバイス

ご質問ありがとうございます。お金について学ぶのはとても大切なことですね。小学校入学を機に…という方も多いのではないでしょうか。これまでの経過がわからないので、一概に早い・遅いというのは難しいのですが、段階的に学ばせる必要はあると思います。また何にでも見返りを求めるようになるのでは?というママの心配する気持ちもわかります。お手伝いは相手への思いやりを学ぶ機会でもあると思うからです。

実際に「お手伝いしたのに、どうしてお小遣いをくれないの?」なんて怒っている子を見たこともあります。また何でもかんでも手伝えばお金となると、いくらでも稼げることになってしまいますから、どこまでが「お金が貰えること」で、どこからが貰えないのかを明確にする必要もありますよね。そうすると、じゃあこれはお金が貰えないからしない!なんてことになる可能性もあります。

ネガティブな例をお伝えしてしまいましたが、パパさんの考えが間違っているという意味ではなく、お子さんの理解度や興味、周りの状況・環境などに合わせて進めてあげることが大切だと思います。

例えば、私の親は幼少時には1日〇円とお小遣いを決めており、玩具付きのお菓子など少し高いものが欲しい時は、お金が貯まるまでその日数分を我慢して貯めてから買うことで、お金の大切さや使い方を教えてくれました。また成長と共にゲームなど高額なものが欲しい時期が来た頃には、習い事の進級などの際に追加で購入して貰えたり、なぜ欲しいかを伝えて購入を検討して貰うなど、今となって考えれば段階的に教えてくれていた気がします。

お子さんの成長や興味についてママと話し合い、今はどんな段階か、何を伝えてあげるべきか、家族で進めていけたら良いと思います。なぜママは早いと思っているのか、家族への負担はどの程度のものかも含めしっかりと確認して、ママと二人三脚で進めてくださいね。

相談(2)「小さな命を虐待する子どもへの対処方法は?」

5歳の男の子のパパ(34歳)から

保育園に通う息子は昆虫が好きで、多くの虫籠を家に集め世話をしていました。ところが最近、その虫たちの羽根をむしり取ったり、時にはハサミで虫の体を切ったりと酷いことを面白がるようになり困っています。たかが虫、されど命を持つ生き物に対しそんな扱い方をするのは許されないことです。頭ごなしで怒って止めるよりも、子ども自身に命の大切さを理解させ、導くにはどうすれば良いでしょうか?

みうママからのアドバイス

ご相談ありがとうございます。突然の変化にびっくりしてしまいましたね。パパさんも戸惑われたことでしょう。心中お察しいたします。子どもは、持ち前の好奇心や興味から、玩具など対象となるモノの仕組みを知りたくなり、無意味に分解してしまったりするなどの事例は成長過程ではよくあることです。大人でもこの中身どうなってるんだろう?なんて気になる時がありますよね。その興味が虫さんに向いてしまった、まだ小さいから玩具と同じような感覚で分別が付いていないと言う可能性が高いと思います。

ですから、いきなり怒ったりせず、まずは何故そんなことをしているのか、パパさんからお話を聞いてあげるのが大切だと思います。理由によっては話題を膨らませたり、図鑑を与えるなどで知的好奇心を育てる、成長に合わせて昆虫採集や標本作りなどに繋げていくこともできるかもしれませんよ。私は。子どもの頃ファーブルの本を読むのが大好きでした。昆虫に興味があるならこういった本を読んでみるのも良いかもしれませんね。

それと同時に、玩具と違って一度バラバラになってしまったら元に戻らないこと、虫も生きていること、家族がいるかも…など、無闇矢鱈に虫を殺してはいけない理由も、やさしく丁寧に伝えてあげられたらと思います。分解するのではなく一緒に観察してみるなど、別のアプローチを教えてあげるのもひとつではないでしょうか。お子さんのせっかくの興味を否定せず、親子の楽しいコミュニケーションの時間にして導いてみてくださいね。

みうママからのアドバイス、いかがでしたでしょうか?もちろん皆さんいろいろな考え方があるでしょうから、反論も大歓迎です!ここでは質問に答えるだけでなく、たくさんの意見を聞かせていただき、私自身も考えるきっかけにして行けたらと思っています。ぜひよろしくお願いいたします。

 

育児に関するパパの悩みや疑問を編集部までお送りください。

採用された投稿には当コーナーにて、元・保育士で、2児のママでもある“みうママ”が豊富な経験と知見、そして他にないユニークな発想で的確なアドバイスをお届けします。
またご意見・ご感想もお待ちしております。
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