パパのお悩みや疑問にズバッとお答え♫『みうママ相談室 season2』Vol.6

miumama

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あなたの笑顔の時が好き。愛情いっぱい、好奇心いっぱい、食欲もいーぱっいの“みうママ”。演劇から司会、イラスト制作、そして漫才でMー1グランプリ出場と多彩なキャラクターで躍動する2児のママ。「パパキャリ」では、元保育士の経験と知見を活かし、「子どもに贈りたい珠玉の絵本」と「みうママ相談室」を担当中。元気過ぎるアラフィフ・ママ♫

仕事に家庭に育児にと多忙な毎日を過ごしているパパキャリ世代のパパ達も、様々な悩みやストレスを抱えています。このコーナーでは、編集部に届いたパパからの悩みや疑問にお馴染みの「みうママ」がズバッとお答えします。豊富な経験と知見、そして他にはないユニークな発想でパパに的確なアドバイスをお届け。パパにとって目からウロコの解決策がみつかりますよ。今回は、9歳の男の子のパパ(38歳)からの相談です。では「みうママ」、お願いします。

相談「サッカーよりピアノを優先するママを説得するには?」

9歳の男の子のパパ(38歳)から

可愛い一人息子のことでママと意見が対立し困っています。ママ自身は音楽が好きでピアノも結構上手で、独身時代はバンドを組みライブ活動もしていました。息子が3歳になった時から週1回、ピアノの教室に通わせ、教室の発表会でも素晴らしい演奏を披露する位に上達しています。ところが最近、息子が「ピアノを辞めたい」と言い出しました。聞けば、仲の良い友達のほとんどが地元のサッカーチームに入り楽しくプレーしているとのこと。息子も一緒にサッカーチームに入りたいのですが、練習が毎週土・日にあり、ピアノのレッスン日と重なってしまいます。ピアノよりサッカーをしたいとの想いを強く感じました。

私は、せっかく息子が自らやってみたいというサッカーを選ぶのが良いと考えます。ただママは、せっかく6年も習って来たピアノを辞めることに反対で、しかも「今まで払ってきたピアノ教室の授業料が無駄になる」と信じられない暴言まで吐く始末です。その言葉を聞いてしまった息子は、よりピアノに反発を持ったようで、サッカーチームに入れないなら、ピアノなんか一生触りたくも無いと拒絶を示しています。私は息子の想いを尊重し、ピアノは一旦、休止。今はサッカーに集中して貰い、余裕が出来、ピアノに再び興味を示したら、その時に再開すれば良いと考えています。ママを説得するにはどうすれば良いでしょうか?

みうママからのアドバイス

ご相談ありがとうございます。息子さんの気持ちを尊重してあげたいというパパさんの思い、とても素敵だなと思いました。とは言え、ママさんの気持ちもとても良く分かります。6年間続けてきたピアノですものね。どちらが正しい、間違っていると決める前に、一度内容を整理しながら、一緒に考えてみましょう。まず私は、ママさんの「今まで払ってきたピアノ教室の授業料が無駄になる」という言葉を「暴言」とは思いませんでした。

もちろん、子どもの前でそういう言葉を口にすることは、避けたほうが良いと思います。でも、息子さんは3歳から6年間、毎週ピアノを習い、発表会では素晴らしい演奏ができるまでになった。しかもママさん自身が音楽を好きで、ピアノもバンドも経験されている。そんなママさんからすれば、「ここまで続けてきたものを、友達がサッカーをしているからという理由だけで辞めてしまって本当にいいの?」という気持ちになるのは、決して不思議なことではないと思うのです。一方で、パパさんの「息子のやりたいことを応援してあげたい」という気持ちも良く分かります。

ただ、ここで私が少し気になったのは、「ピアノを辞めてサッカーをやりたい」という部分です。もちろん息子さん本人が「ピアノを辞めたい、サッカーをやりたい」と言っていることは事実なのでしょう。でも相談文を読む限り、きっかけは「仲の良い友達のほとんどがサッカーをしていて、楽しそうだから自分もやってみたい」ということですよね。9歳くらいなら、友達の影響を受けるのは当たり前です。そして今は、サッカーをやってみたい気持ちが強いから、「できないならピアノを辞める!」という言葉になっているのかもしれません。これは、ピアノそのものを辞めたいというより、サッカーをやってみたいという目的を叶えるための手段として出てきた言葉なのかもしれないですね。本音では「サッカーができるなら、ピアノも続けたい」という気持ちがあるのかもしれません。

実際にサッカーを始めてみたら、「友達と一緒だから楽しかっただけだった」と気づくかもしれません。反対に、「やってみたらすごく楽しい。サッカーが大好き!」となるかもしれない。あるいは、サッカーを経験したことで、あらためて「やっぱりピアノも好きだった」と思う可能性だってあります。やってみなければ、本人にもまだ分からないですよね。だったら、最初から「ピアノかサッカーか」の二択にしてしまう必要はないと思います。パパさんも書いておられるように、まずはサッカーを体験してみる。そのうえで、ピアノをどうするかを考えてみるのが良いかもしれませんね。

たとえば、ピアノの先生に相談して一時的にレッスンの回数を減らせないか、少しお休みできないか聞いてみる。サッカーも体験や短期間の参加ができないか相談してみる。もちろん教室やチームの決まりもありますから、何でも自由にできるわけではありません。でも、「どちらかを完全に諦める」以外の方法がないかを探してみることはできると思います。そして、6年間ピアノを続けてきたことは、辞めたからといって無駄になる訳ではありません。練習した時間も、弾けるようになった曲も、発表会で味わった緊張や達成感も、全て息子さんの中に残るはずです。

ママさんに伝えられることがあるとすれば、ここなのかもしれません。ママさんは、これまで息子さんと一緒に積み重ねてきた6年間や、自分自身にとって大切な音楽を、否定されているような気持ちになっているのかもしれません。だからこそ、ピアノを続けるか辞めるかを今ここで決めるのではなく、まずは息子さんがサッカーを経験してみる時間を作ってあげて欲しいと思います。今の気持ちのままピアノを続けることで、本当にピアノそのものを嫌いになってしまわないためにも、一度距離を置くことが必要な場合もあるのではないでしょうか。

私は「ここまで続けたのだから、これからも続けるべき」とは思いません。私自身、子どもの頃、習い事に通うことが本当に辛かった時期にも、習い事を辞めさせてもらえなかった苦い経験があります。だからこそ親が「せっかくここまで続けたのだから」と思う気持ちと、子どもが「もう嫌だ」と感じる気持ちの両方を大切にして欲しいと思います。逆に「今サッカーをやりたいと言っているのだから、ピアノは辞めよう」と決めてしまう必要もありません。

大切なのは、息子さんが実際に経験して、自分で考えて、選び直せることではないでしょうか。パパさんがママさんを説得する、息子さんにどちらを選ばせるかを決めるのでもなく、まずはご夫婦で「この子が自分で選べるようにするには、どうしたらいいだろう」と話し合ってみて欲しいです。ピアノを選んでもいい。サッカーを選んでもいい。どちらもやってみてもいい。そして、やってみた結果「やっぱり違った」と思ってもいい。9歳なら、まだまだ何度でも選び直せます。親が子どもの代わりに正解を決めてあげるのではなく、子どもが自分で答えを見つけられるように、できるだけ選択肢を残してあげることではないでしょうか。

「せっかく6年続けたんだから」という親の思いも、「今はサッカーをやってみたい」という子どもの気持ちも、どちらも大切にしながら、その間にある道を一緒に探してあげる。それが今、息子さんにしてあげられることなのではないかなと思います。お互いのことを思い、尊重しあいながら、息子さんの「やってみたい」を一緒に応援できる素敵なご家族になっていかれることを願っています。

みうママからのアドバイスのseason2いかがでしたでしょうか?毎日忙しくしているパパだからこそのお悩みが様々にあると思います。その解決に私がお役に立てれば、ホントに嬉しいです。精一杯、頑張ってお答えしますので、よろしくお願いいたします。

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採用された投稿には当コーナーにて、元・保育士で、2児のママでもある「みうママ」が豊富な経験と知見、そして他にないユニークな発想で的確なアドバイスをお届けします。
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