子どもの野菜嫌いは克服できる? 苦手意識を変える方法とは ~パパと幼児の楽しい食事講座 #5~

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子どもの野菜嫌いは克服できる? 苦手意識を変える方法とは ~パパと幼児の楽しい食事講座 #5~

hyamama

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2歳と4歳の子どものママ。夫は31歳で転職を経験。 転職活動に仕事に育児と、毎日忙しいパパを応援したいと思い、家事・育児に関する記事やママについての記事を書いています。 一緒に子育ての悩みや夫婦の悩みを解消していきましょう。

子どもの野菜嫌いを克服するためにパパができること

味覚は食の経験を積むことで育まれていくものです。多くの人が大人になるまでに苦手な野菜を克服できたように、経験を積めば誰でも苦手なものとも上手に付き合っていく方法を身につけることができます。そのためにまずは、幼児期の食事の中で、野菜への抵抗感を少しずつ減らしていくことが大切です。先ほど話したように、好き嫌いは個性の一つなので、子どもによって適した克服の仕方も違います。パパ•ママが協力して、さまざまな食の経験を与え、適した方法を探っていけば、子ども自身も克服するきっかけを掴むことができるでしょう。

そこで、野菜へのイメージが変わるきっかけとなり、今日からでも始められる方法を4つ紹介します。

 好きな料理の中に入れたり、小さく刻んで食べやすくする

野菜嫌いの子は、その味だけでなく、食感や青臭さから嫌がる場合もあります。そこで、食感を変えるために小さく切って混ぜ込んだり、加熱を長くしやわらかくしたり、子どもの好きな料理の中に入れて味を和らげるなどの工夫をすれば食べるようになることもあります。食べているときにその存在に気がつかなかったとしても、野菜を食べたことには変わりないので、成功したらたくさん褒めてあげてくださいね。

この小さな成功を繰り返す中で、野菜への抵抗感が薄れ、自分は苦手なものでも食べられるという自信を持つことができれば、次も挑戦してみようというやる気に繋がります。手間はかかりますが、日々の食事の中に少しずつ取り入れていきましょう。

楽しい食事の時間を作る

人は安心できる環境の方が、失敗を恐れずにチャレンジできる生き物です。親の感情は子どもにも伝わりやすく、親が野菜を食べないことにイライラしているときは、その雰囲気を感じとって子どもも不安になってしまうため、これでは挑戦できませんよね。楽しい雰囲気の方が子どもは安心できるので、克服するための第一歩として、食事の時間は「楽しむこと」を大切にしましょう。加えて、「おいしい」と言いながら野菜を食べている姿を見せれば、その嬉しそうな印象が苦手意識を変えるきっかけとなります。

他にも食事の時間を楽しくするために、料理の見た目をかわいくするのも効果的です。キャラクターやハート、星の形に野菜を型抜きすれば、喜んでいつもより食事がすすむ子も多くいます。また、ホットプレートを使えば、子どもにも料理の工程が見えるので、作る時点から親子で楽しい時間を過ごせます。このように、見た目や雰囲気で興味•関心を引く方法でも、好奇心をくすぐり食べたいと思わせることができますよ。

食べなくても毎日食卓に野菜を用意する

食べてくれない日が何日も続くと、無理をして作る必要性を感じなくなってしまいますよね。とくに毎日忙しく、食事を作る時間をあまりとれないパパ•ママほど、食べない食事を作ることが面倒になり、野菜の小針やサラダを用意する手間を省いてしまうこともあるでしょう。でも、苦手意識を少しでもなくすためには、子どもが野菜に関心を寄せる機会を逃さないことが大切です。毎日食卓に並べておく方が、まったく並べていないときよりも、挑戦してみようと思い立つ可能性は高くなります。ミニトマトを一つ、ブロッコリーを一房のせるだけでも構わないので、コツコツ続けていきましょう。

野菜への関心を高める

食の経験は食べる意外に、その食材について知ることでも得られます。例えば、「野菜を残さず食べよう」というメッセージの込められた絵本を何度も読めば、登場する野菜に愛着がわき、「残さず食べないとかわいそう」という感情が芽生えます。また、野菜を育てて食べるというのも、野菜への関心が生まれ、苦手意識を薄める効果があります。このように、野菜についてまったく知らなかったときよりも、そのストーリーを知ってからの方が、残さずに食べようという気持ちになります。

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