「旬!真っ盛りのキウイフルーツ♫その魅力に迫る」~子どもと一緒に食を考える #79

  1. HOME >
  2. HOT >

「旬!真っ盛りのキウイフルーツ♫その魅力に迫る」~子どもと一緒に食を考える #79

Terry Naniwa

Terry Naniwa

編集・ライター稼業に従事すること30余年。 子育ては卒業も、新米パパ&ママに先人の教えや 大切な伝統を発信することをライフワークに活動中。 明治、昭和、平成と時をこえて今も息づく暮らしの知恵を 届けます。

その名前の由来がニュージーランドの国鳥キウイからきているキウイフルーツ。丸くて愛らしい鳥キウイと、果皮の表面の褐色の細かい毛が生えている特徴が似ていることから名付けられました。元は中国が原産地ですが、ニュージーランドで改良が進み、現在出回っている品種の多くが育成されました。国内でも愛媛、福岡、和歌山などで生産が盛んで、まさに今が旬、真っ盛りです。今回は、美肌作りにも最適なフルーツの魅力に迫ります。

ゴールドとグリーンが主流

キウイフルーツは果肉の色に様々な種類がありますが、日常、私たちの食卓に上るのは、果肉が緑色の通称「グリーンキウイ」と黄色の通称「ゴールドキウイ」の2つが主流になっています。他には種の周りが赤いグラデーションになる「レインボーレッド」などが市場で見ることができます。グリーンとゴールドでは、ゴールドの方がビタミンCの含有量が多く、甘みも強く感じられます。

因みに日本に古くから自生している「さるなし」はキウイフルーツの仲間とされており、一口サイズで皮ごと食べられるので、目にする機会があれば、一度、食べてみてくださいね。

キウイフルーツの栄養

ではキウイフルーツの栄養を見ていきましょう。代表的な栄養素のビタミンCに加え、ビタミンEや食物繊維、カリウム、ミネラルが豊富に含まれています。美肌づくりや疲労回復、ストレス解消、風邪予防、便秘、免疫力低下の解消、高血圧予防、整腸作用などさまざまな効果が期待できます。加えてタンパク質分解酵素、アクチニジンが含まれているのも特徴的で、肉や魚料理と一緒に摂ると、消化が促進されて胃もたれを防ぐ働きも期待できますよ。

ママに嬉しい美容効果にも注目

キウイフルーツの代表的な栄養素ビタミンCは、コラーゲンの合成に欠かせない成分です。コラーゲンは、皮膚だけでなく骨や血管に多く存在しており、身体を作っています。私たちの身体は、ビタミンCを作ることができないので、食べ物から摂る必要があります。1個あたりのビタミンCはレモンより多く、お肌の美容のためには最適なフルーツといえるのです。

もう一つの栄養素はビタミンEです。こちらは抗酸化作用が期待できる成分で、別名「若返りのビタミン」と呼ばれています。体内に過剰に作られた活性酸素の活動を抑え、細胞の老化を防いでくれます。そしてこの抗酸化力を活性化してくれるのがビタミンCなので、その両方を豊富に含むキウイフルーツは、ママの美容と若さのためになくてはならない食材と覚えておきましょう。

お腹の調子を整えるにも最適

お腹の調子を整えてくれる食物繊維もキウイフルーツは豊富に含んでいます。グリーンキウイには100gあたり2.6g、ゴールデンキウイには100gあたり1.4gの食物繊維が含まれています。不溶性・水溶性の食物繊維をどちらも摂れるのが特徴です。

最近の研究によると、便秘対策のためには、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維を1:2の割合で摂取するのが理想的であると言われています。ゴールデンキウイ100gあたりには水溶性食物繊維が0.5g、不溶性食物繊維が0.9g含まれているので、まさに理想的な割合です。ママをはじめ女性のお通じ対策にも強い味方になってくれるフルーツなのです。

キウイフルーツの選び方と保存方法

次にキウイフルーツの選び方と保存方法を確認しておきましょう。まず選ぶポイントは、果皮の褐色のうぶ毛が均一で密についているタイプで、かつ表面にしわの無いものをチョイスしましょう。そして保存は、触ってみて硬いものはまだ未熟なので、常温保存で大丈夫です。柔らかいものは完熟しているので、ビニール袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で保存し、1週間以内を目途に食べ切るようにしてください。

因みに、まだ未熟なものを早く食べたい時には、リンゴやバナナと一緒にビニール袋に入れて、冷蔵庫で保存すると早く熟すので試してみてくださいね。

キウイフルーツは生で発酵食品と一緒に

豊富な栄養を持ったキウイフルーツは美容と健康のためにしっかり摂りたい食材です。ビタミンCは熱に弱いので、生のまま食べるのがおすすめです。また、ヨーグルトのように善玉菌が含まれる発酵食品と合わせると、食物繊維の作用で効率よく腸内環境を整えれるので朝食時にぜひ実践してみてくださいね。

【参考文献】

※『からだのための食材大全』| 株式会社NHK出版2016年刊

※『くらしに役立つ栄養学』| ナツメ社2021年刊

 

-HOT, 食・レシピ
-, , , ,