妊娠中期(16~27週)のママの身体、パパも知っておきたいこと~パパのためのマタニティセミナー#8~

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妊娠中期(16~27週)のママの身体、パパも知っておきたいこと~パパのためのマタニティセミナー#8~

hyamama

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2歳と4歳の子どものママ。夫は31歳で転職を経験。 転職活動に仕事に育児と、毎日忙しいパパを応援したいと思い、家事・育児に関する記事やママについての記事を書いています。 一緒に子育ての悩みや夫婦の悩みを解消していきましょう。

妊娠中期に入ると、ママのお腹は膨らみがはっきりわかるくらい大きくなり、いわゆる「妊婦さん」の体型になってきます。胎動も始まることから、赤ちゃんの存在がより身近なものに感じることでしょう。妊娠中期でも経過が順調なら、これまでと同じように定期的に妊婦検診に通う生活が続きます。しかし徐々にお腹が大きくなることで、ママの身体にはさまざまなトラブルが表れてくるため、パパのサポートが必要な場面も増えてきます。そのためには、ママや赤ちゃんにどのような変化があるのかを知っておきたいですね。

そこで今回は妊娠中期のママの身体の変化や、赤ちゃんの成長、この時期にパパにも気をつけて欲しいことなどをお話しします。

妊娠16~27週のママの身体に起きる変化

徐々にお腹が膨らみ、親になるという実感がより明確なものになっていく妊娠中期には、ママに次のような変化が表れます。

安定期に入り体調が回復する

妊娠16週前後には比較的つわりがおさまってきたり体調が落ち着いてきて、流産の確率が大幅に減少します。このような時期を「安定期」といいます。安定期では胎盤が完成することで、卵巣を刺激していたhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン=妊娠中に生産されるホルモン)の分泌量が減り、代わりに胎盤から黄体ホルモン(プロゲステロン)が分泌されるようになります。その影響で基礎体温が徐々に下がり、妊娠初期から続いていた熱っぽさやだるさが解消されるのです。

ただ、つわりには個人差があるので、妊娠中を通してつわりに悩まされるママがもいることもしっかりと理解しておきましょう。

身体が丸みを帯びてくる

妊娠16週以降は、お腹の膨らみが少しずつ目立ち始める時期です。またママの身体は、赤ちゃんを守るために皮下脂肪を蓄えるようになり、全体的にふっくらと丸みを帯びていきます。このとき子宮の大きさは大人の頭くらいで、子宮底(子宮口の反対に位置する一番上の部分)の位置は、おへそ近くまで上がってきています。妊娠20~23週ごろにはさらに膨らみ、大人の頭よりひと回り大きいほどのサイズになるので、このころには服を着ていてもお腹の膨らみがはっきり分かるようになるでしょう。

妊娠24~27週ごろには、子宮底がおへそより上くらいになり、あお向けで寝転ぶと、お腹の重みで寝苦しくなるほど大きくなります。横向きに寝るとき、天井側になる足を支えるものがあると姿勢が安定するので、ママが寝苦しそうなときは、抱き枕の利用を提案してみるといいでしょう。

胎動を感じ始める

赤ちゃんの骨や筋肉が成長してくると、どんどん動きが活発になっていき、妊娠20~23週ごろには多くのママが胎動を感じ始めます。早い人なら、妊娠18週ごろに気づくことも。パパもタイミングが良ければ、ポコポコと壁を蹴る赤ちゃんの動きを、ママのお腹越しに感じ取れることもあるでしょう。

妊娠16~27週の赤ちゃんの大きさは?

妊娠15週まではレモン1個分ほどだった赤ちゃんも、19週辺りを迎えるころには身長約25cm、重さはグレープフルーツ1個分(約280g)まで成長し、4頭身とバランスの取れた身体つきになります。23週には約30cmまで成長し、重さはなんとメロン1個分(約700g)に。このころにはエコー写真に全身が映らないほど大きく育っています。妊娠中期終盤の27週になれば、体重は1000gを超えてキャベツ1個分(1200g)ほどになっているでしょう。

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