赤ちゃん用品は何を準備しておく?
赤ちゃん用品店に置いてある購入リストは参考になりますが、すべてが必要になるとは限りません。パパ・ママの好みやや赤ちゃんの状態によって実際に使うアイテムは大きく異なるため、使わないものも意外と含まれています。そこで、不要なものまで買わないよう購入前に先輩パパ・ママの意見を聞いたり、家にあるもので代用できないかを考えたりすることが大切です。
先輩パパ・ママは実体験をもとに、必要なものや役に立ったものを教えてくれるので、とても参考になります。また、おむつ用ゴミ箱は蓋つきバケツで、おくるみはバスタオルで代用できるため、買わなくても済む場合もあります。産後すぐ必要になるもの(肌着やベビー服、オムツ、お尻ふき、沐浴グッズ、ケア用品)以外は、出産後に様子をみながら購入しても間に合うので、慌てて買い過ぎないよう注意しましょう。
とくに授乳用品は母乳で育てるか、ミルクで育てるか、混合で育てるかによって使うアイテムが異なってきます。加えて赤ちゃんの飲み方によっても変わるので、入院中の授乳指導の際に、ママが助産師さんなどと相談しながら決めることが大切です。しかし、このときママはまだ買い物には行けないため、必要なアイテムの買い出しはパパや家族の役割になります。ママから必要なものを聞いたら、退院までに買い揃えておきましょう。
赤ちゃんのためのスペースも考えておこう
生まれたばかりの赤ちゃんに昼夜の区別はまだなく1日中、寝て起きてを繰り返します。寝るたびに寝室まで連れて行くと、リビングとの間を何度も往復することになるので、日中でも目が届きやすい「赤ちゃんのスペース」を作っておくと便利です。物が落ちてこず、エアコンの風や直射日光の当たらない場所にベッドや布団をセッティングできるよう、家具の配置などを事前に変えておきましょう。
赤ちゃんの名前も考え始めよう
名前の持つ意味や苗字との相性など、悩みすぎると何が正解なのか分からなくなってしまいますよね。そこで、赤ちゃんの名前は妊娠後期に入る前からゆっくりと考えておくのがおすすめです。どれか一つに決めるのが難しいのであれば、何候補か考えておき、産まれた後に顔をみながら決めるという方法もあります。ただし、出生届は出産後14日以内の提出と定められていますので、それまでに決めて記入する必要があることも覚えておきましょう。ここでは名づけのときに知っておきたいルールや、考えるときのポイントについてお伝えします。
名づけのルールとは
名前はどんな字を使うかだけでなく、長さや、漢字の読み方まで、パパ・ママが自由に決められます。しかし、自由度が高いように思える名づけにも、次の二つのルールが存在します。
- 名前に使える漢字は決まっている
- 外国の文字は基本的に使えない
名前に使える漢字は、戸籍法によって定められています。縁起の悪い漢字や、常用漢字でも人名漢字でもない漢字で名前を考えてしまうと、出生届を役所に提出しても受け取ってもらえないため注意が必要です。詳しくは法務省ホームページの子の名に使える漢字という項目より確認できます。また、アルファベットや算用数字(1、2など)、ローマ数字(Ⅰ、Ⅱ)、記号なども名づけには使えません。ただし、長音記号「ー」など、使える記号も稀にあるので、悩んだときは役所で使えるかを聞いてみると安心です。
名前を考えるときのポイント
名前を考えるときのポイントは、主に次の5点です。
考えるときのポイント
- 名前の意味
- 名前の読み・響き
- 名前のもつ印象
- 苗字との相性
- 画数
名前の考え方は人によって違い、重視するポイントも違います。まずは項目の中で、どれを一番大切にしたいのかを決めておきましょう。また、どのような子に育って欲しいのかというイメージをパパ・ママで話し合えば、漢字や読み・響きの選択肢が絞られていきます。画数にこだわりたい場合は、名前辞典などを活用し、苗字の画数と相性がいいものを選ぶと決めやすくなるります。