洗剤の量は多すぎも少なすぎもNG!その理由と確認方法
洗濯の時に必ず使う洗濯洗剤ですが、パッケージにある適正量を見ても、自宅の洗濯機ではどうなるのかがよくわからないと感じるパパが多いようです。洗濯洗剤の量は、多すぎても少なすぎてもデメリットがあるため、適切な洗剤量の把握がとても大切です。ここでは、その確認方法もあわせてお伝えします。
適切な洗剤量を守るべき理由とは
洗濯洗剤の量で大切なのは、洗濯物や水の量と洗濯洗剤のバランスです。これが崩れると洗濯洗剤の本来の力が発揮できなくなってしまうので、適切な洗剤量を守って洗濯しましょう。
洗濯洗剤を多く入れた方が汚れ落ちがよくなると考えるパパもいると思いますが、実は適正量以上に洗濯洗剤を入れても、洗浄力が強くなるわけではありません。むしろ泡切れが悪くなり、すすぎの工程で洗剤を落としきれずに、その成分が衣類に残ってしまう可能性があります。特に子ども服に洗剤成分が残ってしまうと、子どもが肌荒れを起こす原因にもなるので、充分に注意してください。
反対に、肌や環境への配慮から洗濯洗剤を少なめしてに洗濯をしようとする考えもありますが、その場合は汚れがしっかり落ちず、残った汚れは嫌なニオイの原因になってしまいます。洗濯洗剤には再付着防止剤が含まれており、落ちた汚れを再び衣類に付着させない働きもしてくれます。洗剤の量が少ないとこの効果も落ちてしまうので、洗剤量を減らした洗濯は、想像以上に見えない汚れが残るため、おすすめはできません。
縦型洗濯機では水量で確認する
縦型洗濯機の場合は、洗濯洗剤のパッケージにある【一般的タイプ】の欄を参考にしましょう。縦型洗濯機では洗濯に使う水量が表示されることが多いので、表示された水量に合った洗剤量をパッケージで確認すれば、適切な洗剤の量がわかります。
ドラム式洗濯機は洗濯物の量で確認する
ドラム式洗濯機の場合は、洗濯洗剤を何杯入れるかが表示されるタイプが増えています。この表示から実際の洗濯物の重さがわかるので、洗濯洗剤のパッケージにある【ドラム式】の欄を参考に洗剤量を確認しましょう。
表示される洗剤量からわかる洗濯物の重さ
1杯 → 6kg
0.9杯 → 5kg
0.8杯 → 4kg
0.6杯 → 2kg
0.5杯 → 2kg以下
最近の洗濯洗剤は濃縮タイプのものも増えているので、事前に適切な洗剤量をしっかりと確認しておきましょう。