子どものいる家庭は洗濯物の量も多く、ママの負担もかなり大きいもの。筆者も3人の子どもがいるので最低でも1日2回は洗濯機を回しており、誰でもいいから手伝って!!と、日々泣きそうです。しかし主人は「ママの方が上手だから」と洗濯には手を出しませんし、周囲の話を聞いてもなぜか避けているパパが多いと聞きます。でも洗濯自体は洗濯機がやってくれるので、いくつかのポイントを押さえれば大きな失敗をすることがなく、意外とパパが手を出しやすい家事なんですよ。
そこでこのシリーズではパパに洗濯のイロハをお伝えしていきます。第1回は、洗濯物を洗濯機に入れる前に行うチェックポイントです。
衣類の洗濯マークについて知ろう
衣類は、【普通に洗濯機で洗えるもの】【ソフトモードなら洗濯機で洗えるもの】【手洗いなら洗えるもの】【自宅では洗えないもの】の4つに分けることができます。手洗い推奨の衣類や洗濯できない衣類を誤って洗濯機で洗ってしまうと、衣類がダメになってしまうので要注意です。
これらは、衣類のタグについている洗濯マークで見分けることが簡単にできます。まずは衣類の取り扱い表示の種類、その見方、そして注意点について解説します。
マークの種類
洗濯表示は【家庭洗濯】【漂白】【乾燥】【アイロン】【クリーニング】の5つの基本記号と、【強さ】【温度】【禁止】の付加記号の組み合わせで構成されています。表示よりも強い洗い方をすると衣類がダメになってしまう場合があるので注意しましょう。
基本のポイントは、洗濯機で洗える衣類なのかを判断する【家庭洗濯】の表示です。桶の中に水が入ったようなイラストでわかりやすいですね。【×】がついている記号は【禁止】の表示なので、家庭での洗濯はNGです。必ずクリーニングに出すようにしましょう。それ以外は家庭での洗濯が可能ですが、洗い方は付加記号で判断します。次はその見方です。
付加記号の見方
付加記号では【強さ】【温度】【禁止】を表し、衣類が耐えられる洗濯方法を確認することができます。この中でポイントになるのが【強さ】と【禁止】です。
【強さ】は洗う強さを表していて、下線が増えるだけ優しく洗います。洗濯機にソフトモードなどがある場合は、このコース選び利用するようにしましょう。手のマークがついているものは手洗い推奨ですが、手洗いモードがある洗濯機の場合は洗えるので、洗濯機の取扱説明書も事前にしっかり確認しておくことが必要です。