赤ちゃんとのお風呂で注意することは?
赤ちゃんとのお風呂で注意することは次の3つです。
赤ちゃんを待たせている間に目を離さない
大人が先に体を洗っている間や風呂上りに身支度を整えている間、思わぬ事故が起きる危険があるで、常に赤ちゃんから目を離さないように注意しましょう。赤ちゃんの成長は早く、まだ寝返りはできないだろうと思っていたら、いつの間にかうつ伏せになり息ができなくなるかもしれないので、安全な場所で待機させていたとしても油断はできません。
赤ちゃんを長湯させすぎないように注意する
赤ちゃんは体が小さくまだ体力が少ないので、長湯すると体力を消耗しすぎてしまいます。また皮膚が薄いので肌の水分が奪われやすいのもあり、浴槽に浸かりすぎるのはおすすめできません。お風呂タイムはトータルで15分程度に留めるように気を付けましょう。
赤ちゃんが浴槽で溺れないように気を付ける
浴槽に浸かっている間、大人は赤ちゃんをずっと抱っこした状態です。油断してしまうと段々腕が下がり、気づけば赤ちゃんの顔が耳までお湯に浸かってしまったり、手が滑って赤ちゃんを浴槽に落としてしまったりするなどのトラブルが起こることもあります。手や体で赤ちゃんの体をしっかりと支えて、赤ちゃんが溺れないように注意しましょう。もしも頭からお湯に浸かってしまった場合はすぐにお湯から引き上げ、赤ちゃんが呼吸をしているかや耳に水が入っていないか、顔色が悪くないかなどをチェックします。いつもと変わらず食欲もあるようなら受診する必要はありません。
また溺れた時の応急処置方法に目を通しておけば、もしもの時に迅速な対応ができるので、参考にしてください。
お風呂デビューにあったら便利なアイテム
赤ちゃんとのお風呂でとても役に立つアイテムをご紹介します。
バウンサー、バンボ
どうしてもパパが1人だけでお風呂に入れる場合や身支度を整えているときに、赤ちゃんを待たせる場所として役に立ちます。バスタオルを敷いた上に赤ちゃんを寝かせて待たせていても問題ありませんが、生後3ヶ月ごろになると寝返りを始め、赤ちゃんが次第に動けるようになります。そのぶん危険も増えるため、バウンサーやバンボのような赤ちゃんを腰回りからしっかりと固定できるアイテムがあれば安心です。
ベビーバス
ベビーバスを赤ちゃんの寝る場所として使います。水が掛からない浴室のスペースに設置して、バスタオルを敷いておき、そこに服を脱がせた赤ちゃんを寝かせます。寒くないようにタオルをかけてあげれば、赤ちゃんを近くで見守りながら体を洗うことができ便利です。赤ちゃんの側を離れずに体が洗えますが、お湯がかからないように注意しましょう。
赤ちゃん用のバスチェア
赤ちゃんが浴室の中で座って待っていられるバスチェアもとても便利です。赤ちゃんの待つ場所になるだけでなく、座らせた状態で体も洗えるので、膝の上で洗うのが苦手な方にもおすすめです。製品によって使い始められる月齢が違うため、赤ちゃんの月齢に適したバスチェアを選びましょう。
赤ちゃんを寝かせながら洗えるバスマット
赤ちゃんを寝かせた状態で洗えるバスマットなら、赤ちゃんの体に負担をかけずに手早く洗えます。赤ちゃんの体のラインにフィットするように作られているものを選べば、マットの上で赤ちゃんが滑る心配はありません。またひんやりしない素材で作られたバスマットなら、寒い冬でも赤ちゃんが体を冷やす心配が減りますよ。
バスローブ
大人も赤ちゃんもあると嬉しいのがバスローブです。湯上りに赤ちゃんにおむつをはかせ、とりあえずバスローブを着せておけば体を冷やす心配はありません。大人が湯上りにサッとバスローブを羽織れば、赤ちゃんに服を着せている間も寒くありませんし、特に寒い季節に重宝します。
里帰り出産だったなら沐浴卒業はもう少し後でも大丈夫
里帰り出産をしていたご家庭だと、1ヶ月検診を終えてから自宅に赤ちゃんを連れて帰るというパターンも多いでしょう。しかしそうなってしまうと、パパは全く沐浴を経験せずに、いきなり赤ちゃんとお風呂デビューになってしまいます。赤ちゃんに慣れていないと大きな浴槽に連れて入るのはかなり勇気がいるので、不安な場合は1ヶ月検診後も沐浴を続けて構いません。パパが赤ちゃんの洗い方に慣れてから、体調にあわせてパパとのお風呂デビューをしましょう。
お風呂デビューは一緒に浴槽に浸かるだけにして、あえて沐浴で赤ちゃんの体を洗うスタイルで始めたり、ママと一緒に入ったお風呂あがりの赤ちゃんを受け取り服を着せるだけから始めるのもいいですね。慣れるまでは少しずつで構いません。赤ちゃんとお風呂を通してコミュニケーションをとり、親子の仲を深めましょう!