妊娠に気づくきっかけは? ママの身体に起きる変化を知る~パパのためのマタニティセミナー #1~

  1. HOME >
  2. HOT >

妊娠に気づくきっかけは? ママの身体に起きる変化を知る~パパのためのマタニティセミナー #1~

hyamama

hyamama

2歳と4歳の子どものママ。夫は31歳で転職を経験。 転職活動に仕事に育児と、毎日忙しいパパを応援したいと思い、家事・育児に関する記事やママについての記事を書いています。 一緒に子育ての悩みや夫婦の悩みを解消していきましょう。

妊娠•出産は新しい家族が増える、人生の大きな転機です。生活スタイルや価値観まで変わるほどのビックイベントですが、妊娠のはじまりは些細な体調の変化だけで、ママ自身でも自覚するまでに時間がかかることがあります。妊娠•出産には様々なトラブルがつきものなので、妊娠と感じたならすぐに産婦人科を受診する必要があり、何週間も放置してしまうのは危険です。早い段階で気づけるよう、まずは妊娠の初期症状についてパパ・ママで確認しておくとことがおすすめです。

この「パパのマタニティセミナー」では、パパがママと一緒に妊娠•出産を乗り越えて赤ちゃんに出会える日までの過ごし方や、パパだからこそできるママへのサポートを紹介します。第1回はどんなきっかけで妊娠に気づくのかと、この時期のママへの接し方です。

どんなきっかけで妊娠に気づいた? 先輩ママの経験談

妊娠初期はパパから見て、ママはいつもと変わらない様子で過ごしているように見えていても、実は体調の変化がはじまっているのかもしれません。ママが日常会話の中で、なにげなく体調不良について話していたら、実はそれが妊娠の兆候だったなんてことも。まずは先輩ママたちがどんなときに妊娠したかも?と思ったのか、そのきっかけを見ていきましょう。

風邪を引いただけかと思ったら

30代女性

いつもより熱っぽいので、最初は風邪を引いたのかと思った。鼻水や咳は出ないのに身体がだるい日が続き、なんとなく普段の風邪を引いたときの感覚とは違うなと感じた。もしやと思い検査薬を試してみたら当っていた。

異常な眠気

20代女性

しっかり寝た後でも、昼ごろになると異常に眠たくなり仕事に集中できなかった。今まで仕事中にこんなに眠たくなったことはなかったので、何かの病気!? と不安になったが、月経が遅れていたので妊娠に気づけた。

臭いに敏感になった

30代女性

いつもは平気だった食べ物の臭いを不快に感じるようになった。胃がムカムカして気持ち悪いし、食べ物の臭いで吐きそうになるのがドラマでよく見る妊娠発覚のシーンに似ていたため、ピンときた。

これらの身体の変化は、ママ自身でも妊娠の検査をしてみなければ確信が持てないほど、ありふれた体調不良に似ています。またママによっては妊娠しても全く体調の変化がなかったという方もいるので、症状の出方にはかなり個人差があります。ただ、パパ•ママともに子どもを望むようになり避妊しなくなったのであれば、いつ子どもを授かっていてもおかしくありません。少しでも日常会話の中で、ママが気になる身体の変化について話していたのなら、次のチェック項目に当てはまる症状かを確認してみましょう。

妊娠?と思ったときにママ自身が行う身体のチェック

多くのママが妊娠に気づくのは、前回の月経が始まった日から数えて4〜7週目くらいです。妊娠した影響で黄体ホルモンの分泌が盛んになり、月経の遅れやつわりの症状が表れはじめたことから妊娠を予感します。まだお腹が膨らんでいないこの時期は、パパでは気づかない変化が多いので、ママに次のようなセルフチェックをしてもらい、妊娠の可能性があるのかを確認してみましょう。

妊娠したかも? と思ったときのチェック項目

  • 月経が遅れる
  • 気持ちが悪い
  • だるい、眠い
  • 肌が荒れる
  • 胸が張る
  • 熱っぽい
  • 便秘気味になる
  • 腰が痛む
  • お腹が張る
  • イライラする
  • おりものが増える
  • 少量の出血がある

これらの妊娠初期症状には個人差がありますが、ママたちにみんなに共通しているのは前回の月経から1ヶ月以上経過しても次の月経がはじまらない点です。周期が定まっていない月経不順のママは、次の月経予定日が予測できず妊娠を見落としがちですが、前回から5週間経ってもはじまらないようならママに検査薬の使用を提案してみてください。また少量の出血は、受精卵が子宮内膜に着床したときに出たものの可能性があります。ただし出血の原因は月経や妊娠の兆候以外に病気の可能性もあるため、ママから相談されたら産婦人科医への受診を勧めましょう。

妊娠することは病気ではないため、これらの症状は軽視されがちですが、胎児のためにも無理は禁物です。ママが体調を崩しているのに無理をしたり、ストレスをため込んだりすると、つわりの症状を悪化させるだけでなく赤ちゃんの発育にも影響するかもしれません。まだ妊娠報告を聞いていなくても、ママの様子から「もしかして妊娠?」と思ったら、さりげなく休息睡眠をしっかりとるように促し、リラックスして過ごせるようにサポートしていきましょう。

胎児に影響する!? 薬の服用は慎重に

妊娠初期症状を風邪と勘違いしてむやみに薬を飲んでしまうと、妊娠に気づいたときに胎児への影響が心配になり、ママはとても後悔します。とくに妊娠4週~7週末の間は、赤ちゃんの中枢神経や内臓、目や耳などの器官が作られる上で重要な時期で、一番注意したいタイミングです。少しでも妊娠の可能性があるなら、薬の服用は慎重に。もし妊娠中に風邪を引いたなら、パパからママに一人で悩まず産婦人科医に相談することを勧めてみてください。産婦人科では妊娠中でも服用できる薬を処方してくれるので、ママも安心できるでしょう。

次のページへ >

-HOT, ママのこと
-, , ,