パパのためのお風呂掃除講座(2) ~お風呂の大敵、2つの汚れの攻略法~

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パパのためのお風呂掃除講座(2) ~お風呂の大敵、2つの汚れの攻略法~

ままん

ままん

0歳(男)・1歳(女)・7歳(男)のママ。わたしは30代、夫は50代の年の差夫婦です。元ワンオペママですが、夫の転職を経て夫婦力を合わせた子育てができるようになりました!パパ・ママの働き方や子育てについて一緒に考えていきましょう!

白い汚れは水垢と湯垢が原因

鏡や壁、浴槽のフチや扉などに白く残った水垢は、水道水の成分による汚れです。カルシウムやケイ素などのミネラル成分で、これらが結晶化したものが水垢で、アルカリ性の性質を持っています。また、水垢と同じような白い汚れに、湯垢もあります。これは水垢に石けんカスや皮脂汚れが混ざったもので、こちらは酸性の性質があります。

どちらも水分が残っていると発生するので、入浴時に付着した汚れを落として水気をしっかり拭き取り、すぐに換気をすると、予防に繋がります。

見た目が似ていて判別が難しい水垢と湯垢ですが、持っている性質が違うので、すべての汚れを落とすには2種類の洗剤を使います。混ざらないように注意が必要ですが、どちらの洗剤も広く市販されているので、手軽に準備できますよ。

水垢は2種類の洗剤で落としきる

水垢や湯垢を除去するためには、まず最初に酸性洗剤を使用します。もし酸性洗剤がなければ、お酢やクエン酸でも代用できますよ。掃除の手順は以下の通りです。

  1. 水垢に酸性洗剤を塗布する
  2. キッチンペーパーを貼り付ける
  3. 上からラップをかぶせる
  4. しばらく浸透させる
  5. スポンジでこする

キッチンペーパーで液だれを防ぎつつしっかりと密着させ、上からラップをかぶせて洗剤の乾燥を防ぎます。洗剤を深く浸透させて、水垢を残らず分解させましょう。浸透後にスポンジで磨くようにこすると、簡単に落とせますよ。

湯垢を落とす際はアルカリ性洗剤を使用し、水垢と同様の手順で掃除します。重曹やセスキ炭酸ソーダを使うと、汚れ落ちがよいのでおすすめです。粉末で販売されている場合もありますが、お湯に溶かして使えば大丈夫ですよ。

洗剤で落としきれない水垢や湯垢は、すでに何層にも汚れが重なっている可能性があります。この場合は洗剤で漬け置いても取りきるのが難しいので、こすったり研磨したりして削り落とします。メラミンスポンジやヘラ、紙やすりなどを使用しますが、傷がつくと新たな汚れがつきやすくなるので、力任せに削らないよう注意しましょう。

2つの大敵を攻略して、よりキレイなお風呂場に

気をつけていてもすぐに発生するのが、黒カビ・ぬめりと水垢です。それぞれ性質が違う汚れなので、お風呂用洗剤だけでは太刀打ちできません。適した洗剤、適した掃除法で除去しましょう。入浴後にしっかり汚れを洗い流してから換気をするだけでも予防に繋がるので、毎日のお手入れも丁寧に行いたいですね。

次回のパパのためのお風呂掃除講座は、天井などの高い場所を掃除する方法や、イスや桶のような小物類のお手入れなど、より一層キレイなお風呂場を目指すためのコツをお伝えしますので、お楽しみに。

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