きれいな「フローリング」をキープしよう!家族が喜ぶパパの床掃除テクニック

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掃除機を使う時

週末など時間がある時に掃除機をかけるとより細かいホコリやゴミがとれます。といっても部屋中に掃除機をかけるわけではなく、ワイパーで集めたホコリやゴミを一か所に集めておいてから掃除機で吸引します。排気でホコリを部屋中にまき散らさないようにするためです。

念入りに掃除をしたい時

・水拭き

目立つ汚れがある場合は固くしぼったぞうきんで水拭きをします。毎日ワイパーをかけることでホコリはある程度とれますが、足の皮脂や食べ物の汚れはワイパーだけではなかなかとれないので、できれば月に1回は水拭きするのをお勧めします。この時もきれいにしたいあまりゴシゴシと強くこすってしまいがちですが、フローリングに負担をかけることになるので優しく拭きます。ひどい汚れの場合は中性洗剤を使ってもいいですが、小さい子どもが床に口をつけると危険です。中性洗剤を使用した後は水で濡らしたぞうきんでしっかりと洗剤を拭きとり、仕上げにから拭きします。アレルギーの症状のお子さんがいる場合は、安全な洗剤を使用するなどさらに注意が必要です。

・メラミンスポンジでこする

強い汚れがあるときはメラミンスポンジに水をよくしみこませてこすり、ぞうきんなどで拭きとります。メラミンスポンジはコーティングがはがれることがあるので注意して優しくこすります。無垢板フローリングの場合は、紙やすりで汚れを落とすこともできます。床の隅やフローリングのすき間に入り込んだゴミをとる時はつまようじでとります。

ワックスは塗ってもいいの?

小さい子どもがいると、硬いオモチャを落としたりしてフローリングに傷がつくことは避けられませんね。ワックスを塗ることで光沢が出て傷を目立たなくしたり日々の掃除もラクになるという効果が期待できます。しかし最近の住宅ではもともとコーティングされている合板(複合)フローリングが多いので、ワックスは基本は不要です。ワックスが必要になるのは、コーティングがはがれてきて傷が気になり始める頃で、コーティング剤の耐久年数は種類によってちがいますので住宅メーカーや大家さんにあらかじめ確認しておきましょう。

無垢板フローリングの場合はワックスではなく専用のオイルや蝋(ろう)を使用します。ワックスではないので剥がす作業はいりません。半年か1年に1回の頻度で塗りしっかり乾燥させます。無垢板フローリングは柔らかいので傷がつきやすいですが、｢それも味があっていい｣と思えるなら頻繁にオイルや蝋を塗らなくていいと伝えているメーカーもあります。あらかじめ販売店や住宅メーカーに問い合わせておきましょう。シートフローリングは汚れがつきにくいためワックスを塗る必要がありません。ワイパーと掃除機･水拭きだけでホコリや汚れがとれます。

ワックスの種類はフローリングのタイプや目的に合った様々な商品があります。小さい子どもやアレルギーの方にも安全な商品も多数販売されています。

樹脂ワックス･･･合板(複合)フローリングに適している。光沢の出るものと、光沢を抑えたマットなタイプのものがある。滑りにくいので、小さい子どもやペットのいる家庭に適している。

水性ワックス･･･再塗装する際に剥がすのが簡単。滑りやすいので小さい子どもやペットがいる家庭には適していない。

オイルや蝋･･･無垢板フローリングに適している。光沢はあまりなくしっとりとうるおいのある仕上がりになる。

天然成分のワックス･･･低刺激で肌に安全。樹脂ワックスよりも長持ちしないが乾燥時間が早い。

ワイパーにとりつけて拭くだけで手軽にワックスを塗ることができる樹脂ワックスシートも市販されています。このタイプの物は4ヶ月ほどを目安に作業を行います。ワックスを塗る前に剥がし剤で古いワックスをきれいに剥がし、水拭きでキレイに汚れをとってしっかり乾燥させてからワックスを塗ります。劣化すると黒ずみの原因になるので使用頻度を守って定期的に塗るようにします。