育児に関する悩みや疑問にズバッとお答え♫パパのための『みうママ相談室』Vol.25

miumama

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あなたの笑顔の時間が好き。愛情いっぱい、好奇心いっぱい、食欲もいーぱっいの“みうママ”。演劇に司会から歌の世界、そしてイラスト制作まで、多彩なキャラクターで躍動する2児のママ。「パパキャリ」では、元保育士の経験と知見を活かし、「子どもに贈りたい珠玉の絵本」と「みうママ相談室」を担当中。令和を代表する輝くママの一人♫

編集部に届いたパパキャリ世代のパパからの育児に対する悩みや疑問にズバッとお答えする当コーナー。元・保育士で、2児のママでもある「みうママ」が豊富な経験と知見、そして他にはないユニークな発想でパパに的確なアドバイスをお届けします。パパにとって目からウロコの解決策がみつかりますよ。今回は、6歳と4歳の男の子を持つパパと5歳の女の子を持つパパからの相談です。では「みうママ」、お願いします。

相談(1)「子ども達に我が家を理解させるには?」

6歳と4歳の男の子のパパ(40歳)から

ママは弁護士としてハードな仕事に取り組んでいます。私はイラストレーターというフリーの立場なので、基本は家に居て家事も私が中心に行っています。幼稚園の参観や面談なども私が出席していますが、子ども達は他の家はママが来るのに何故、うちはいつもパパが来るの?ママは僕達が嫌いなの…などと尋ねてきます。どのように話せば、子ども達に我が家のスタイルを理解させることが出来るでしょうか?

みうママからのアドバイス

ご質問ありがとうございます。このような質問がくるということは、まだまだ世の中は子どものことは女性がやるのが当たり前という意識の人が多いということの現れですね。質問者のパパさんも、我が家のスタイルは特殊と思っているからこそ、子どもに理解させるのが難しいとなっているのではないでしょうか。

確かに子ども達の参観日、後ろに並んでいる保護者は女性が多かった気がしますが、パパが参加しているご家庭もそれなりにありましたよ。それこそ、逆に他の子達は、うちはなんでパパは来てくれないの?って言ってるかもしれませんね。

今回の質問をキッカケに、まずお家でパパやママが普段、どんな風に役割分担をしているかお子さんにお話してみてはいかがでしょうか?イラストレーターさんということなので、グラフィックレコーディングしながら進めたり、事前にイラストを添えて紙にまとめておいてもいいかも!そうすれば、繰り返し見ることが出来、理解も深まるはずです。

子ども達は、パパもママも大好きです。ママが子どもと接している際にも、同じようにパパはなんで全然お家にいないの?と聞かれることはよくありますよね。でも、家庭ごとに役割分担の仕方が違うだけで、どこが特別とか普通ということではありません。

他のご家庭でも子どもと多く接している側が、仕事で不在のパパ・ママに感謝したり、今、こんなことして頑張ってるんだよとお話することで成り立っていると思います。もちろんそれでも寂しくなったり、また質問してくることはあると思います。そんな時には有給休暇を活用するなどして、1日だけでも参観にいけるようにしたり、一緒に過ごす時間を増やしてあげるなど、お子さんの気持ちに寄り添ってあげられたら素敵だなと思います。我が家流のスタイルで頑張ってくださいね。

相談(2)「習い事を嫌がる子どもへの対応は?」

5歳の女の子のパパ(29歳)から

3歳からピアノを週1回習いに行っている娘が最近、ピアノは嫌いで行きたくないと言い出しています。ママは甘えさせず、厳しく接していれば、そのうち気が変わってまた積極的に取り組むようになると楽観していますが、私は違うと思ってます。幼少期に無理やり押し付けるとトラウマになってピアノだけでなく音楽全てが嫌いにならないかと心配しています。娘が嫌がっている時は、しばらく休ませて様子を見るべきと思いますが、どちらが良いのでしょうか?

みうママからのアドバイス

ご質問ありがとうございます。これはとても難しい質問ですね。まずはお子さんの気持ちには寄り添ってあげることが大切ですが、ピアノを休むことで再開が難しくなってしまう場合もあります。思いつきや目に見えている状況だけでなく、お子さんは本当はどうしたいのか?一緒に考えてあげることが真に寄り添うということになるのではと思います。

とは言っても、「なんで?どうして?」など言葉で聞き過ぎると子どもは圧を感じてしまい、心を閉ざしてしまう可能性もあるので気をつけて接してくださいね。ピアノそのものがイヤではなく、アレコレ聞かれたりする状況に困惑し、結果、ホントにピアノまで苦手になってしまう恐れもあるので注意が必要です。

まずはママに、なぜ厳しく接していればそのうち気が変わって、また積極的に取り組むようになると思うのか、その真意を確認して欲しいと思います。夫婦だから分かってるでしょ…と、夫婦ならではの安心感で必要なことだけ話していると、言葉不足になってしまうことがあります。パパとママがしっかりお互いの考えを理解し、子どもに対する接し方を共有していきましょう。

そこから、子どもにしっかりと寄り添いながら本音を引き出すようにコミュニケーションを深めていってください。雑談から本音が導き出せる子もいれば、落ち着いた接し方で本音が聞ける子もいます。どのスタイルが我が子に適しているかは、パパ・ママが一番分かっているはずですよね。

蓋を開けてみれば、ピアノの帰りにアイスを買ってくれなかったからと一時的に拗ねているだけ…なんて可能性もありますし、逆に、ピアノは好きなのに誰かに何か言われて楽しめなくなってしまったという可能性もあります。パパ・ママの経験談も踏まえて、まずは子どもが気楽に本音を話せる環境作りから始めてみませんか!

みうママからのアドバイス、いかがでしたでしょうか?もちろん皆さんいろいろな考え方があるでしょうから、反論も大歓迎です!ここでは質問に答えるだけでなく、たくさんの意見を聞かせていただき、私自身も考えるきっかけにして行けたらと思っています。ぜひよろしくお願いいたします。

 

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採用された投稿には当コーナーにて、元・保育士で、2児のママでもある“みうママ”が豊富な経験と知見、そして他にないユニークな発想で的確なアドバイスをお届けします。
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