パパのための洗濯講座(4) ~パパの疑問にお答えします~

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パパのための洗濯講座(4) ~パパの疑問にお答えします~

ままん

ままん

0歳(男)・1歳(女)・7歳(男)のママ。わたしは30代、夫は50代の年の差夫婦です。元ワンオペママですが、夫の転職を経て夫婦力を合わせた子育てができるようになりました!パパ・ママの働き方や子育てについて一緒に考えていきましょう!

漂白剤の種類もいろいろ、使い方のコツは?

漂白剤と言えば、色柄ものには使えないイメージがあるパパも多いのではないでしょうか。ひとくちに漂白剤と言っても、大きく2種類に分類でき、色柄ものに使える漂白剤もあるんですよ。

漂白剤は【塩素系漂白剤】と【酸素系漂白剤】に分類され、どちらも汚れを分解してキレイにしてくれます。色柄ものに使えないのは塩素系漂白剤で、汚れを分解する力が強いため、染料まで分解してしまうので色落ちの原因になります。一方で酸素系漂白剤は漂白力を抑えており染料までは分解しないので、色柄ものの洗濯に安心して使用できます。

扱いが難しく感じる塩素系漂白剤ですが、使えるかどうかは洗濯マークで判断できます。色落ちなどの失敗を防ぐためにも、最初のうちは確認してから使うといいでしょう。

塩素系漂白剤は液体、酸素系漂白剤は液体と粉末の両方が販売されているので、それぞれの漂白剤に適した使い方をご紹介します。

なんでも白くしてくれる塩素系漂白剤

塩素系漂白剤は液体タイプで販売されており、強い漂白力と、高い除菌・抗菌・防臭の効果があります。しかし、その漂白力の強さから白い衣類にしか使えないほか、毛(ウール)・絹(シルク)・ナイロン・ポリウレタン・アセデートの衣類では塩素が繊維を傷めてしまうので、使用しないよう注意が必要です。

頑固な汚れには粉末の酸素系漂白剤

粉末の酸素系漂白剤は、頑固な汚れの漬け置き洗いに最適です。40~60℃くらいのお湯に粉末の酸素系漂白剤を溶かし、汚れのひどい衣類を漬け置きします。漬け置き後はそのままいつもの洗濯をすれば、頑固な汚れも落ちやすくなりますよ。ただ弱アルカリ性のため、毛(ウール)と絹(シルク)の衣類には使えないのでご注意を。

日常の洗濯に使いやすい液体の酸素系漂白剤

液体の酸素系漂白剤は弱酸性で繊維を傷めることが少ないので、毛(ウール)と絹(シルク)にも使用できます。粉末の酸素系漂白剤よりさらに漂白力が緩やかなので日常的に使いやすく、いつもの洗濯で洗濯洗剤と一緒に使うのが一般的です。気になる汚れには直接塗布して洗濯すると、より一層汚れ落ちがよくなります。

少しの工夫でさらにキレイな仕上がりを楽しみましょう

パパのための洗濯講座では、家族のために少しでも家事ができるようになりたいパパに向けて、まず最初は失敗しにくい洗濯から挑戦して欲しいと思い、工程ごとのポイントやコツをお伝えしてきました。今回はよくある疑問を解消し、さらにキレイに洗濯するためのコツをご紹介しましたので、これらを参考に汚れをスッキリ落とすにはどう洗えばよいか工夫し、洗いあがりを楽しみながら洗濯してくださいね。

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